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板橋で工事中の『FPの家 Y邸』の工事写真をご覧ください。
防水バルコニーの下端を撮ってみました。
1階壁面より跳ね出しているバルコニーのため、軒天ボードと壁面の取合い部には『オーバーハング水切り』を設けています。
各色取り揃えられているので、外壁や軒天の色に合わせて選択可能です。
ちなみにオーバーハング水切りとは、雨水が壁を伝って建物内に侵入しないよう『水を切る』ために取り付けるもの。
これを付けることにより、建物を雨水による浸水や腐食から守ることができます。
上図の赤い部材がオーバーハング水切りです。
外壁を伝った雨水は水切りを伝って落下するので、軒天材や躯体を濡らすことはありません。
水切りを省略する場合は『汚垂れ』を設けて軒天材をこれに突合わせますが、ここに雨水が染み込んでしまい腐食の原因になる事があります。
ちなみにバルコニー下や庇下に雨水が回り込まないように設けるのが汚垂れです。
汚垂れは水切れが良いように先端の角をキチンとだして、軒天より15mm以上下げるのが普通です。
通気層の入口って、塞ぐ訳にはいきません。
でも、そのままにしておけば虫等の侵入を許してしまいます。
だから水切りで蓋をして、そこに通風口を設けます。
こうておけば、通気層内に発生した水をここから排水する事が出来ます。
もちろん通気層への空気採り入れも、バッチリでしょ!
出っ張っていて恰好悪い!という人には、もう少しスリムなタイプもあります。
posted by AssetRed
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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