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昨日も暑かったですね💦
午前10時の段階で板橋区の気温は既に35℃を超えていました。
しかも相対湿度は57%。
絶対湿度20.3g/kgDAです。
凄い湿度でしょ!
こんな日に限って、エアコンの修理です。
築14年の弊社OBH宅の2階リビングに設置された壁掛けエアコンから水が垂れてくるらしい・・・。
ドレンホースにスライムが詰まったのかな?
「ドレンホースクリーナーを貸してくれれば、自分でやってみます。」
お父様が、そうおっしゃるのでポンプを届けました。
でも、解決には至りません。
「どのホースを吸えば良いのかわからないよ。」
具合の悪いエアコンは隠蔽配管のため、室外機の傍にドレンホースがある訳ではないんです。
「私が行って吸出しましょうか?」
そう聞いてみると
「業者に頼んでください。」との事。
昨日、朝一番に修理に伺いました。
さっそくエアコンの室内機を外して内部をチェックしました。
お掃除エアコンは部品が多いため、中々解体が進みません。
部品は基本樹脂製でしょ?
乱暴に扱って、割れでもしたら大変です。
慎重に作業を進める必要があります。
ようやく内部をチェックすると、ドレンパンに水は溜まっていません。
スライムの詰りが原因では無かったようです。
あれれれれ・・・。
他のところをチェックしていると、すぐに原因が判明しました。
エアコン内には、熱交換器に冷媒を送る管と室外機に戻す管、そしてドレンホースが配管されています。
上図の配管まとめ図のように、断熱テープを使ってまとめています。
実際には右後配管の為、上図のようにエアコン本体の後ろの壁に管は潜っていきます。
問題が発見されたのは、まとめ配管横引き部分でした。
この部分の断熱テープが劣化してボロボロになっていて、冷媒管が露出しています。
冷媒管って冷たいでしょ?
当然、冷媒管の表面は結露でびっしょりだったんです。
そして、この結露水が本体底部に垂れて溜まります。
この水が本体と壁の隙間から垂れていた訳です。
既存の断熱テープを撤去して、新しいテープに交換しました。
そして外した部品等を元に戻し、原状回復。
しばらく試運転を行い、結露水の垂れない事を確認。
修理完了です。
簡単な修理で済んで良かった・・・。
でも、こんなケースは初めてです。
室内機の断熱テープが劣化して、結露するなんて・・・。
屋外であれば紫外線劣化を気にして、耐候性の高いモノや耐紫外線対策品を利用します。
でも室内機だと、そんな事を気にした事なんてありませんでした。
今後は耐候性の高いテープを利用した方が良さそうですね。
「早く来てくれて助かったよ。」
ご主人から、お褒めの言葉を戴きました。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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