スイス漆喰の上にエガリゼーションを塗っています。

08月16付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は晴れ時々曇り。

最高気温は33℃。

日なたに出ると、暑く感じます・・・。

久々の現場だから、思ったよりも負担かも💦💦💦

板橋区の『FPの家 Y邸』の現場写真をご覧ください。

乾いたモルタルの表面に白い塗料が塗られています。

ミネラル下地材を塗りました。

コレ、天然漆喰『カルクファサード』等の専用下地材なんです

塗り壁の密着力をアップさせ、色ムラなどを抑えてくれます。

骨材入りのエマルジョンタイプですから、ローラーなどで簡単に施工できます。

その上に茶色い塗り壁材を塗りました。

毎度お馴染みのカルクファサード。

アルプスで採れたピュアライム(天然石灰石)を主原料としています。

100年掛けて硬くなり続ける塗り壁材は、強アルカリ性によりカビの発生も抑制してくれます。

また天然の無機素材だけで出来ているので、経年による劣化がおこりません

コテで押さえてもらい、写真のような仕上がりにしてもらいました。

いつもは真っ白く仕上げて貰う事が多いんですが、今回は『サハラ色』に仕上げて貰いました。

たまにしか見掛けない色だから、新鮮です。

でも真っ白い壁と違い、『白華』が怖いんですよね・・・。

白華とはモルタル中の水酸化カルシウムが雨水や雪、霜などに溶け出し、空気中の二酸化炭素に反応して炭酸カルシウムという白い粉になる現象です。

モルタル外壁を雨等で濡らすと、起こってしまう事があります。

でも最近のモルタル壁はモルタルの上に塗膜を張って、これを防いでいます。

ところがカルクファサードの場合、塗膜がないんです。

雨で濡れるとモルタルで発生した白華が、そのままカルクファサードの上に浮き出てしまいます。

白い外壁なら気になりませんが、白以外の色だと・・・。

そこで今回は、カルクファサードの上にエガリゼーションを塗ることにしました。

 現場に置かれたエガリゼーション

エガリゼーションはカルクファサードやカルクウォー ル、の色ムラの補修や表面保護のためのオーバーコートと
して最適な塗料です。

通気性のある有機ケイ酸塩がベースの為、呼吸性がありと酸化防止効果も高くなっています。

漆喰の特徴を生かしつつ白華現象や色むらを防ぐ事ができる上げ材です。

もちろん雨に対する漆喰の耐久性も高めてくれます。

塗装面は完全に乾燥・硬化して、しっかり下地に密着していること。

塗装面に油や汚れが無い状態にする必要もあります。

またエガリゼーションは最大50%まで清水で希釈して使用できます。

下地を十分に乾燥させた後、ローラーを使用してエガリゼーションを 1 ~ 2 回均等にウェットオンウェット(追いか
け)で塗布します。

乾燥中のカルクファサードを撮ってみました。

乾燥具合による濃淡がわかるでしょ

濡れている所は色が濃く、乾いている所は色が薄くなります。

このまま時間が経過すれば一様に薄い色になりますが、雨に濡れるとまた濃い色になります。

これがカルクファサードの特徴です。

表面に塗膜が無いので、雨水が中に染みるんです。

でもエガリゼーションを塗ると、雨水が染みなくなります。

色も濃くなりません。

でも、表面が少しテカテカするんです。

個人的には塗らない方が良い感じに仕上がると思っています。

でも白華は避けたいので、仕方ないのかな・・・。

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住所:東京都練馬区北町2-13-11  

電話:03-3550-1311 

東武東上線 東武練馬駅下車5分

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