3面接着はサイディングに動きが発生した際に、シール剤が破断する危険性が高いのでNG施工となります。

08月22付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は晴れ時々曇り。

相変わらず猛暑日が続いています。

空調服のバッテリーを今日もフル充電

ファンの音がうるさいのが珠に瑕ですね💦💦💦

板橋区の『外装フォーム S&N邸』の現場写真をご覧ください。

窯業系サイディングの目地部に充填されていたシール剤を撤去した後の写真です。

少し青み掛かった鋼材が中央に見えるでしょ

コレ、ハット型ジョイナーという部材です。

上イラストではシール剤をコーキング材、ハット型ジョイナーをハットジョイナーと表示していますが・・・。

ハット型ジョイナーは、外壁材(サイディング)の継ぎ目に設置する帽子型の部材で、建物の耐久性と美観を維持する重要な役割を担っています。

その目的は以下の通りです。

①継ぎ目からの雨水の侵入を防止し、排水経路を確保する。

②温度変化等による外壁材の伸縮に対応する。

③施工性の向上と美観維持を図る。

 

この後、ハット型ジョイナーの上にシール剤を充填する訳ですが、その際に注意しなければならない点があります。

①サイディングの木口にプライマーを充分塗布する事。

しっかり塗らないとシーリング剤と剥離するかも知れません。

②ハット型ジョイナーにはプライマーを付着させない事。

それぞれのサイディングの木口をシーリング剤で接着するのが基本です。

これを2面接着と言います。

それぞれのサイディングの木口だけでなく、ハット型ジョイナーとも接着する事を3面接着と言います。

3面接着はサイディングに動きが発生した際に、シール剤が破断する危険性が高いのでNG施工となります。

その為、ハット型ジョイナーの目地底ににボンドブレーカーテープを貼付けます。

目地幅が小さいので、結構面倒な作業です。

でも今回は既存のボンドブレーカーが健在だったので、特に何もしませんでした。

①②双方を満足させないとNG施工になるので、細心の注意が必要なんです。

目地シール剤を充填する前に、マスキングを行います。

オレンジ色のテープがマスキングテープです。

サイディングに使うマスキングテープには、いくつかの種類があります。

表面の凹凸が大きいか小さいかでも、選ぶテープが異なるんです。

接着力が弱ければ剥がれてしまうし、強すぎれば糊残りしたりサイディングの表面が剥がれる事もあります。

ちょうど良いものを選ぶには、経験が必要かも・・・。

もちろん、プライマー塗布も完了しています。

あとはシール剤を充填し、ヘラで平らに均してマスキングを剥がせば完了です。

今回はサイディングと一緒に塗装するので、白色にしました。

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電話:03-3550-1311 

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上記をご確認ください。

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