メーカーの都合を居住者に押し付ける現在の在り方は、間違ってると思います。

09月08付のアセットフォー日記となります。

練馬・板橋の天気は曇り時々晴れ。

久々の猛暑日となりました。

築25年目を迎えた板橋区の『FPの家 Y邸』の現場写真をご覧ください。

朝から、洗面所天井に設けられた天井点検口を交換しています。

24H換気システム本体交換に附帯する工事です。

「換気システムが動かなくなったので、修理をお願いします。」

Y様がメーカーに依頼したところ、こんな返事が返ってきたと言います。

「申し訳ありません。既に廃盤となっており、交換部品の生産も終了しています。」

「工務店に本体の交換を依頼してください。」

という訳で、弊社に換気システム本体の交換依頼が入りました。

毎度お馴染みのやりとりです。

私自身は、Y様のお宅に上がった事がありません。

電話のやりとりは何回かした事はありますが・・・。

さっそく後継品を発注し図面を確認すると、換気システム下の天井点検口が450×450サイズになっています。

当時は換気システムの点検口は、このサイズだったんです。

基盤部分を触れればOK

真下に配置すれば、モーターの交換も可能でしょという事だったらしいです。

でも基盤もモーターも交換対応は既に終わっています。

本体を交換するしかないんです。

その為には、600×600サイズの点検口にしなければなりません。

古い点検口を外し、新しい点検口を取付けました。

そして、古い換気システム本体を外し、新しい本体を設置完了。

締めて4時間あまりの工事となりました。

毎回思うんですが、後継機種なんだからモーターや基盤を共通にすればいいのに・・・。

そうすれば、こんな工事は必要ないんですよね。

以前に聞いた話ですが、ドイツやスウェーデンの場合30年前のモーターや基盤が今でも用意できるらしい。

敢えて最新式の部品に拘らず、長期に渡って部品供給が可能なようにしているとの事。

常に最新式、最新式とバージョンアップして、結果的に長期使用ができなくなっている日本とは大違いですよね

しかも、こうした重要部品は専門メーカーから購入しており、他の換気システムも同じ部品を共用している可能性が高いんだそうです。

だから、どのメーカーの製品を採用しても部品供給が止まることは少ないんだそうです。

日本も、そうして欲しいですよね。

そもそも、長期に渡って使用する部品が樹脂製というのもおかしいと思います。

金属製に比べれば、はるかに耐久性が低いでしょ

価格を下げるための苦肉の策だとは思うんですが・・・。

だったら、廃盤のサイクルをあと20年くらい先にして、部品供給もそこから20年くらいにして欲しいと思います。

メーカーの都合を居住者に押し付ける現在の在り方は、間違ってると思います。

もっとも、このメーカーの製品は既に採用しないことにしています。

メーカーが姿勢を変えてくれないのであれば、採用しないに限るでしょ

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    電話:03-3550-1311 

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