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板橋区で工事中の『スケルトンリフォーム K邸』の工事写真をご覧ください。
和室の写真です。
結構、それっぽく見えるでしょ?
実は、この天井ニセモノなんです。
本来であれば、上図のような『敷目板』を張ります。
南海PWカタログより転載
これが敷目板天井です。
上図は上下が逆になっていますが、『0.2mm単板』と書かれた部分が天井表面仕上げとなります。
そして『目板』が45cm間隔に入り、写真のような溝になります。
でも現場では石膏ボードの下に敷目板風のビニールクロスを貼っています。
見た目は変わらないけど、溝がなく溝に見える筋がプリントされているだけなんです。
準耐火構造にする必要があった為、敷目板天井を採用する事が出来ませんでした。
天井懐に余裕があれば、出来ないこともなかったんだけど・・・。
以前であれば、木ではなく石膏ボードに木目をプリントした防火対応の敷目板がありました。
これを張れば、かなり本物っぽかったんです。でも、いつの間にか廃盤になっていました。
という訳で、ビニールクロス仕上げです。
元々は塗り壁仕上げの真壁和室でしたが、耐震性を高めるために大壁和室としました。
塗り壁も予算の都合で諦め、塗壁風のビニールクロスを採用!
柱に見えるのは、付け柱です。
隅柱に見えるよう、四分一材も取り付けました。
天井廻縁・長押・付鴨居・畳寄も和室っぽく見えるように工夫しています。
ちなみに檜の単板を貼った集成材でつくりました。
既存の土台内側に基礎&土台を新設して、柱脚金物を数か所設置しています。
柱の内側に高耐力アンカーボルトや高耐力柱脚金物が取り付けてある訳です。
これを隠すのに腐心しました。
posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。