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外装メンテナンス中の弊社OB宅の写真です。
高圧洗浄を終え、目地シールの撤去を始めました。
写真中央の目地は、目地シール撤去後の縦目地です。
銀色が見えるでしょ?
これ、ハット型ジョイナーと言います。
以下、㈱シャインのページより一部を抜粋しています。
(抜粋元のアドレスも挙げておきますので、ご興味のある方はご確認下さい。)
雨漏りを防ぐ外壁の重要部材!ハットジョイナーとは? | 柏・松戸市|外壁塗装|株式会社シャイン
ハットジョイナーとは、外壁のサイディングの目地(つなぎ目)部分に入れる部材です。
ハットジョイナーの断面を見てみると、山高帽やシルクハットのような形をしているのでハット(帽子)ジョイナーと呼ばれています。
その目的は、シール剤(図中ではコーキングと表記)が三面接着しないようにするため。
サイディング同士を繋ぐ場合には継ぎ目に胴縁等を入れ、目地シールを充填する事になっています。
この時、サイディング同士はシール剤でしっかりとくっ付いていなければなりませんが、胴縁とくっ付いてしまうのはNGとなれりります。
上イラストのように、三面接着していると、シール部分の動きが制限されてしまい破断する危険が高いからです。
でもハット型ジョイナーの凸部には『ボンドブレイク処理』が施されているので、シール剤はくっ付きません。
サイディング小口には、かなり強力にくっ付いていたシール剤ですが、ハット型ジョイナーにはまったくくっ付いていませんでした。
これってサイディング小口に、ていねいなプライマー処理が為されていただけではなく、ボンドブレーカーが機能していた事を証明している事になります。
きれいな表面が見えているでしょ?
今回のシール剤再充填についても、同様にプライマー処理をていねいに行う必要があります。
また、その際にハット型ジョイナーにプライマーが付着しないように気をつけないといけません。
しっかりと現場確認したいと思います。
シール剤の撤去中、誤って写真の部材に手をついてしまいました。
写真のように、簡単に壊れてしまったと言います。
樹脂製の部材なので、経年劣化するのは仕方ないんですが・・・。
この部材、保安器といいます。
このお宅の場合は、ここからNTTの電話線へ繋がっています。
じつは電話線にとって雷って大敵なんです。
雷の大電圧が外のケーブルにかかり、大電流がそのまま家の中に流れてくる、なんてことがないようにするのが、この保安器という訳です。
さっそく、NTTに電話して交換を手配しました。

posted by AssetRed
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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上記をご確認ください。