blog

昨日の拙ブログの補足をしたいと思います。
夏型結露・冬型結露の話を書かせて戴きました。
以前は夏型結露なんて起こらない!
机上の空論に過ぎない!
などと言われて、大多数の工務店は冬型結露を起こさないような施工を行っていました。
でも現実には、夏型結露って起こっていたんです。
ある意味、仕方なかったのかもしれません。
夏型結露が発生するかどうかを、事前に判定していなかったんですから・・・。
ちなみに新築においては『FPの家』しか建てていない弊社でも、事前に夏型結露が発生するかどうかを判定していませんでした。
だって『FPの家』には『無結露50年保証』がついているからです。
FPの家で使われるウレタン断熱パネルは、硬質ウレタンフォームとその内部に閉じ込められた独立気泡の集合体。
水に強く湿気を通しにくいので、内部結露の心配はありません。
だから経年変化や性能低下の少ない高耐久の証として、ウレタン断熱材自体の結露に関しては50年無結露を保証しているんです。
ご入居後にこんな保証書が届くので、万が一の場合にもご安心戴けます。
水蒸気の通りにくさを示す値として『透湿抵抗値』があります。
値が大きいほど水蒸気が通りにくい事を表しますが、硬質ウレタンフォームって繊維系断熱材に比べると、かなり値が大きいんです。
しかも専用工場でしっかりとプレスしながら発泡させる為、現場発泡ウレタンのような連続気泡になりません。
個々の気泡が独立している分、水蒸気が通りにくいんです。
繊維系断熱材の場合は、断熱材自体が水蒸気を通しやすいので防湿シートや透湿シートを使った結露対策が必要となります。
その分、夏型・冬型双方の対策が必要となります。
これが結構難しいんです・・・。
でもFPパネルは水蒸気を通しにくいので、夏型・冬型ともにいっぺんに対応が可能!
悩む必要ありません・・・。
地球温暖化に伴い、今後も夏の水蒸気量は増える一方だと思います。
現状の気候で夏型結露判定を行っていても、将来に渡って安心できる保証はありません。
どこまで厳しい条件で判定を行うのか?
なかなか難しい判断だと思います。

posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。