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今日は水曜日。
アセットフォーはお休みです。
さて今回は、先日の拙ブログに出て来た単語『ハイブリットビーム』について、書こうと思います。
弊社でも以前から採用している中国木材の製品です。
そもそもハイブリットとは、異なる要素や技術を組み合わせる事。
ビームは梁を指します。
アメリカから直輸入した高品質なベイマツ原木と、国産スギを素材に使用しているのでハイブリットビームです。
ちなみに集成材の性能を担保するのがラミナです。
中国木材がベイマツとスキを利用して、製材・乾燥・加工を行い、高品質のラミナに仕上げています。
もちろん含水率と強度の検査を全量実施しています。
だから高い信頼性と優れたコストパフォーマンスを実現している訳。
曲げ応力負担の大きい外層部に強くてたわみにくいベイマツを使用し、内層部には軽くて粘りのあるスギを使用した新しい構造用集成材です。
古くから日本人の生活に深く関わってきた国産材を代表するスギをふんだんに使い、構造用異樹種集成材として日本で初めてJAS認定を取得しました。
どうせ使うなら国産材を使いたいでしょ!
地産池消は、脱Co2に極めて有効なんです。
でも残念ながらスギって、構造強度が高くないんです。
だから構造強度の高いベイマツと合わせて使います。
理に適った良い方法だと思います。
ハイブリットビームの写真を挙げてみました。
写真の梁をよく見ると、バームクーヘンのように7枚の木材が貼り合わさっています。
この木材をラミナーと言います。
梁は上からの荷重に対して、上側と下側で抵抗するので、ここに強度の強い木材を使うと効率が良いんです。
最後にベイマツ・スギそれぞれの良い点を挙げてみました。
それぞれの長所・短所をうまく咬み合わせているでしょ?
本当に良く考えられた集成材だと思います。

posted by Hoppy Red
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