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板橋区で工事中の『FPの家 M邸』の話です。
このお宅、3階部分の大半は勾配天井となります。
その為、登り梁がそこら中にあるんです。
梁と梁の仕口って、基本直角でしょ?
当然、構造金物も直角に対応するようにつくられています。
でも今回使ったのは、こんな金物でした。
いわゆる羽子板ボルトなんですが、登り梁に対応できるようになっています。
この金物、フリーアングル羽子板セットと言います。
ボルト孔加工なしで登り梁や斜め梁(平面)など斜め材を緊結する接合金物です。
イラストのように、ビスで留め付けられるので施工が容易です。
しかも梁を貫通しないので、熱橋にもなりません。
写真のような場合、貫通ボルトタイプの羽子板ボルトだと、ボルトが熱橋になっちゃうんですよね・・・。
実に良く考えられた金物だと思います。
耐震リフォームにも使えそうです。
また登り梁だけではなく、斜め梁の仕口にも利用できるようです。
これから利用する機会が増えるかもしれません。

posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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