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板橋区で外装メンテナンスを進めている『FPの家 H邸』の工事写真をご覧ください。
前日コロニアルを剥がした後に、下葺き材を施工。
翌日は朝からアスファルトシングルを葺いていました。
アスファルトシングルは上図のように、高耐久ファイバーグラスマットと高耐候アスファルトを積層した屋根材です。
軽量で高耐久が特長です。
ガルバ鋼板よりは重いけど、コロニアル(平板スレート)よりは軽いので、屋根の葺き替えに適した屋根材だと思います。
上グラフのディプロマットは、ガルバ屋根の一種です。
その重さは㎡当たり約7kg。
一方アスファルトシングルは、約12~13kg/㎡。
コロニアルはナント、約18~20kg/㎡もあるんです。
まあ、瓦の50kg/㎡に比べれば遙かに軽いんですが・・・。
屋根が軽ければ、重心が下がるので、少ない筋違で耐震性を高める事が可能です。
でも言い換えれば、既存の屋根を葺き替える際には以前よりも軽くしなければならないんです。
だって重くした分、耐震性が落ちちゃうでしょ!
そう考えるとカバー工法って、本当に大丈夫?って思っちゃうんですよね。
元々18~20kg/㎡だった屋根に7kg/㎡の屋根を重ね葺きする訳です。
合計すれば25~27kg/㎡です。
瓦に比べれば軽いけど・・・。
その点、アスファルトシングルに吹き替えれば、18~20kg/㎡の屋根が12~13kg/㎡に変わります。
100㎡の屋根であれば、カバー工法2.5~2.7トンに対して1.2~1.3トンにしかならないんです。
安心でしょ?
耐久性もコロニアルに比べて、かなり上がります。
予算に余裕があればガルバ鋼板葺きへの葺き替えも良いけど、せめてアスファルトシングルにすべきでは・・・。
近くから見ると、こんなデザインをしています。
メンテナンスも簡単です。
という訳で、弊社では屋根のカバー工法はお勧めしません!

posted by AssetRed
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