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板橋区で工事中の『FPの家 M邸』の話です。
最近はあまり防水バルコニーを設ける事がありません。
以前は当たり前のように、防水バルコニーを設けていましたよね?
流行り廃りって、本当にあるんだ・・・。
そんな感じです。
では本題です。
まずは工事写真をご覧ください。
防水バルコニーの床下地をつくっている様子を撮ってみました。
7.5帖ほどの広さがある防水バルコニーです。
厚さ30mmのネダノン合板の上に根太を303mm間隔に転がし、厚さ12mmの構造用合板を敷いています。
水勾配が必要なので、2/100程度の中から外に向かった片流れ勾配にしました。
根太に直行する木材が910mm間隔に置かれているでしょ?
この木材の高さを変える事で根太に勾配を付けている訳です。
また先端には、巾150mm程度の排水溝も設けています。
合板の敷き込みが終わりました。
奥の方に写っているのは、厚さ12mmの珪酸カルシウムボードです。
これを合板の上に重ね、その上にFRP防水を塗ります。
下階が居室になっているので、ガラスマットを2層とする2PLYタイプにしました。
FRPは繊維強化プラスチックの略、ガラスマットに樹脂を染み込ませて防水層をつくります。
プラスチックですから残念ながら防火性はありません。
でも下に部屋がある訳ですから、屋根と同じでしょ?
すぐに敷き込めるように裁断は終わらせてあるので、FRP施工の段取りをしているうちに留め付けてしまいます。
2件続けてアルミバルコニーだったせいか、久々に防水バルコニーの床下地を組んだ気がします。
まあ、これだけ広いとゆったりと仕事が出来るので助かるんですが・・・。

posted by AssetRed
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