厚さ30mmのネダノン合板の上に根太を303mm間隔に転がし、厚さ12mmの構造用合板を敷いています。

板橋区で工事中の『FPの家 M邸』の話です。

最近はあまり防水バルコニーを設ける事がありません。

以前は当たり前のように、防水バルコニーを設けていましたよね

流行り廃りって、本当にあるんだ・・・。

そんな感じです。

では本題です。

まずは工事写真をご覧ください。

防水バルコニーの床下地をつくっている様子を撮ってみました。

7.5帖ほどの広さがある防水バルコニーです。

厚さ30mmのネダノン合板の上に根太を303mm間隔に転がし、厚さ12mmの構造用合板を敷いています。

水勾配が必要なので、2/100程度の中から外に向かった片流れ勾配にしました。

根太に直行する木材が910mm間隔に置かれているでしょ

この木材の高さを変える事で根太に勾配を付けている訳です。

また先端には、巾150mm程度の排水溝も設けています。

合板の敷き込みが終わりました。

奥の方に写っているのは、厚さ12mmの珪酸カルシウムボードです。

これを合板の上に重ね、その上にFRP防水を塗ります。

下階が居室になっているので、ガラスマットを2層とする2PLYタイプにしました。

FRPは繊維強化プラスチックの略、ガラスマットに樹脂を染み込ませて防水層をつくります。

プラスチックですから残念ながら防火性はありません。

でも下に部屋がある訳ですから、屋根と同じでしょ

飛び火に関する基準を満たす必要がある訳です。
飛び火認定は、建築基準法に基づき、防火地域や準防火地域において、建物の屋根が一定の防火基準を満たすことを確認するための制度です。
この認定は、特に屋根材や構造が火災の延焼を防ぐために重要です。
具体的には、以下のような基準が設けられています。
技術的基準:飛び火認定は、建設省告示第1365号に基づき、屋根が不燃材料で構成されているか、特定の防火基準を満たす必要があります。
個別認定飛び火認定を取得するためには、特定の工法が「一定の技術基準を満たした大臣認定を取得していること」が求められます。
適用範囲飛び火認定は、木造住宅やバルコニーなど、特定の構造に対しても適用されます。
珪酸カルシウムボードは濡らすと大変なので、FRP防水施工日の朝まで敷き込みません。
濡らしてしまうと、FRP防水に気泡が出来てしまうからです。

 

すぐに敷き込めるように裁断は終わらせてあるので、FRP施工の段取りをしているうちに留め付けてしまいます。

2件続けてアルミバルコニーだったせいか、久々に防水バルコニーの床下地を組んだ気がします。

まあ、これだけ広いとゆったりと仕事が出来るので助かるんですが・・・。

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