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12月04日付のアセットフォー日記となります。
今日の練馬・板橋の天気は晴れ。
でも最高気温はなんとか10℃を超えた程度です。
ようやく、冬本番というところなのかな?
板橋区で工事中の『FPの家 M邸』の現場写真をご覧ください。

樹脂サッシを内側から撮っています。
躯体とサッシの間にアイボリー色の発泡体が見えるでしょ?
コレ、発泡ウレタンです。
弊社ではサッシと躯体の間に必ず10mmの隙間を空けるようにしています。
そして、その隙間に発泡ウレタンを充填します。
サッシのつばより出っ張った部分はカッターで切削し、アルミテープで塞ぎます。
これを弊社では、サッシ回りの気密処理と呼んでいます。
ちなみに気密処理=あってはならない隙間を塞ぐ作業です。
近頃は、建物の断熱性を高める事が普通になったでしょ!
いわゆる建物の高断熱化という奴です。
でも実は建物を高断熱化するだけでは片手落ちなんです。
高断熱化を図ったら、あってはならない隙間を無くす努力をしなければダメ!
隙間があったら、そこから暖かい空気や冷たい空気が逃げちゃうでしょ!
建物の高断熱化と気密化の関係を示した図を挙げてみました。
これを参考に、簡単に説明したいと思います。
図の左下が低断熱・低気密の家です。
建物内温度と外気温度の差があまりないので、結露は意外と少ないものの、冷暖房費が嵩むため省エネではありません。
これを気密性はそのままにして、高断熱化を図ると『高断熱・低気密の家』になります。
最近の高断熱住宅がこれです。
建物内温度が上がるので、冷暖房費の削減が可能です。
ただし、思ったほど快適ではないかも・・・。
隙間風が気になったり、上下階の温度差が大きかったりします。
しかも、壁や天井裏等の見えない部分で結露を引き起こし、建物を傷める危険性が増大します。
これとは逆に断熱性はそのままにして気密性を高めると低断熱・高気密の家となります。
古いマンションがこれに当たります。
隙間からの熱損失が減るので冷暖房費の削減は可能です。
でも建物内温度が上がるため表面結露が発生する危険が増大します。
これらを無くすためには、断熱性・気密性を高めた『高断熱・高気密住宅』を実現するしかありません。
内部結露・表面結露の発生を抑え、省エネで快適な暮らしを実現する事が可能となります。
そして、その為に必要なのが気密施工です。
2階
気密施工の様子を挙げてみました。
写真では、FPパネルと躯体の隙間にアルミテープを貼っています。
また梁と梁の継ぎ目よ梁と床合板の取合いにも同様の処理をしています。
3階
こっちはFP屋根パネルと屋根タルキの隙間にアルミテープを貼ったところです。
弊社では、このようにアルミテープを使った気密処理を標準としています。
FPウレタン断熱パネルは気密性・防湿性の高いので、繊維系断熱施工のように防湿・気密シートは使いません。

posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。