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板橋区で工事中の『FPの家 M邸』の話です。
ちょっと前の現場写真を挙げてみました。
FPウレタン断熱パネルの写真です。
『1階に9』(1は見切れていますが・・・)と印字された柱の下部には柱脚金物が取付られています。
その為、FPパネルの室内側を切り欠きました。
こうしないと柱脚金物が取り付けられないでしょ?
柱脚金物
柱脚金物とは、いわゆるホールダウン金物の事。
弊社では柱の上側に取付けたものを柱頭金物、下側に取付けたものを柱脚金物と言っています。
ちなみに先に柱脚金物を柱に取付け、その後に外側からFPパネルを充填しました。
本来は室内側から外側に向けて叩き入れるんですが、柱脚金物を室内側に取付けたため止むを得ません。
イラストと同じように室内側に取付けていますが、これには理由があります。
金物は外気の影響を受けて冷たくなる事もあり得るので、極力外側の断熱材を厚くしたいんです。
柱脚金物の為に40mm欠き取れば、断熱材の厚さは60mmになります。
薄くなれば薄くなるほど熱の伝わりが大きくなるでしょ!
もちろん欠き取った部分には、写真のように発泡ウレタンをしっかりと充填します。
こうしておけば本来の断熱性能には劣るけど、それなりの断熱性能が期待出来ます。
そして、この後表面にアルミテープを貼ります。
パネルの室内側だけを切り欠いただけなので、隙間が出来る訳ではないけど念のため気密処理をする訳です。
現場で発泡させたウレタンは透湿性が高いので、壁内結露の心配も多少はあります。
透湿抵抗の大きいアルミテープを貼っておけば、その点も安心でしょ!

posted by AssetRed
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