傷みがひどくなる前にメンテナンスを行った方が結果的に安く上がると思います。

先日、築26年を迎えた弊社OB宅の外装メンテナンスが無事終わりました。

せっかくですから、前面道路から見た外観を挙げておきます。

今回行ったのは、こんな工事でした。

①コロニアル屋根→アスファルトシングル屋根(葺き替え)

②外壁の塗装(WB多彩仕上げ工法)

③防火軒天・防火破風板の塗装

④アルミ雨樋の塗装

⑤その他塗装(水切板金・排水竪管等)

なお②③に伴い、シーリングの打ち替えも行いました。

また①に伴い、太陽光パネルの取外し・清掃・再取付も行っています。

外装材のメンテナンスって美観だけではなく、防水性・耐久性にも大きく影響するでしょ

傷みがひどくなる前にメンテナンスを行った方が結果的に安く上がると思います。

そういう意味で、今回のメンテナンスは成功だったと思います。

極端な例ですが、以前に声を掛けて戴いた弊社OB宅の場合は築30年経過しているにも関わらず、外装メンテナンスを全く行っていませんでした。

サイディング表面にはチョーキングが現れ、目地はひび割れてハット型ジョイナーが見え隠れしています。

目地回りを良く見ると、雨水が回っているのか、サイディングが反っていたり表面の塗装がボロボロになっている所もありました。

目地部分から侵入した雨水の影響で、透湿防水シートの劣化も予想されます。

当時の透湿防水シートの性能(耐候性・耐久性)って、今から考えると恐ろしいくらい低かったんですよね・・・。

一般的なサイディングのメンテナンスと言えば、高圧洗浄後に目地の打ち替えを行い、表面塗装というのが定番だと思います。

弊社でも、そうしたメンテナンスを行っています。

でも、ここまで劣化が進んでいると、防水シートの張り替えも行いたくなるんです。

万が一防水シートが劣化していれば、サイディングから侵入した雨水は、そのまま躯体に到達します。

いわゆる雨漏りです。

本来であれば防水シートが雨水の侵入を防いでくれる筈なのに・・・。

でも、その為にはサイディングを剥がす必要があります。

もちろん剥がしたサイディングを再利用する事は出来ません。

分別採集して、産業廃棄物として処理する訳です。

とにかく量が多いので、剥がす手間も大変だし処分費も掛かります。

リサイクルは難しいので埋め立て処分になるでしょ

環境に与える負荷も相当なものになります。

申し訳ない・・・。

通気胴縁も外さないといけないし、再利用を考えれば雑に取り扱う事もできません。

ようやく防水シートを張り替えたら、通気胴縁を再取付し、新しい外壁材を施工する訳です。

費用も時間もバカになりません

かと言って防水シートを交換しないのであれば、防水シート自体に雨が掛からないように目地の打ち替えと防水性の高い塗料を使うしかありません。

でも地震等で建物が動けば、塗装による防水層は切れてしまうかも知れません。

定期的に塗り直さないと、心配だし・・・。

とにかく費用対効果が低くなります。

だったら、ちゃんと直した方が良いのでは

私は、そう思います。

ちなみに既存サイディングの上に防水シートを張る方法もあります。

詳細は割愛しますが、これも狭小地では実現できそうもありません。

こうなる前に、メンテナンスをしていれば・・・。

まさに後悔先に立たずという訳です。

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