一般的な防水テープは、この点を考慮して若干弱めの接着力にしているのかもしれませんね。

12月19付のアセットフォー日記となります。

今日の練馬・板橋の天気は晴れ時々曇り

最高気温は13℃止まりのようです。

午前中は、思ったより寒かった・・・。

板橋区で工事中の『FPの家 M邸』の現場写真をご覧ください。

サッシ回りにウルトのユラソールテープを貼っている様子を撮ってみました。

縦のテープを貼った状態のため、上枠部分が写っているでしょ

黒い樹脂サッシのフレームの周りに見えるのは、白いフィン。

樹脂サッシを躯体に留め付けるためのヒレ部分の事です。

その上に少しだけ黒いのが少しだけ見えるでしょうか

これ、実は防水テープなんです。

技法堂出版から出ている『防水施工マニュアル(住宅用防水施工技術)2021』には、こんな事が書かれています。

4.1 通気層構法

4.1.9サッシまわり(サッシの留付け・防水テープの幅)にある『ポイント』を抜粋したいと思います。

1.サッシまわりの防水テープは両面タイプとし、幅は75mm以上を推奨する。

2.防水テープの幅は、胴縁の幅全体の下敷きとなる寸法とする。

3.防水テープは、上枠および縦枠から5mm程度のクリアランスを空けて張る。

4.サッシまわりの胴縁は通気を確保するため、サッシフィンを外して留める。

弊社では、このマニュアルに準じた施工を心掛けています。

そこで上記に従い、幅75mmの両面タイプの防水テープ(ブチルタイプ)を使うようにしている訳。

もちろん5mm程度のクリアランスも設けるようにしています。

でも外壁に張られたウルト社のハイムシールド(黒い透湿防水シート)との相性が悪いのか、すぐに剥がれてしまいます。

シートの表面を撮ってみました。

凹凸が多いでしょ

一般的なシートは、もっとツルツルなんです。

この凹凸のせいで、テープの粘着面がしっかりと圧着出来ていないのが原因だと思われます。

そこで弊社では、両面テープの上にシートを被せてから、丁寧に圧着を行うようにしました。

そして、さらに上からウルトのテープを貼るようにしたんです。

上枠部分にもテープを貼った状態です。

こうすればシートの下に幅75mmの両面タイプの防水テープ、上に幅60mmの片面タイプの防水テープが存在しています。

そして、これらが密着している訳ですから安心でしょ

ちなみにユラソールテープとシートの相性はバッチリです。

同じ会社が作っているんだから当たり前ですよね・・・。

そもそもユラソールテープって接着力が強いんです。

でも接着力が強いと、貼る際に色々と大変でしょ

うっかり貼り間違えても、貼り直しができません。

無理に剥がせばシートが破れてしまいます。

一般的な防水テープは、この点を考慮して若干弱めの接着力にしているのかもしれませんね。

でもユラソールテープは、初期の接着力が弱いという特徴を持っています。

貼ってから6時間後に完全硬化します。

それまでは貼り直しが可能なんです。

貼り直しが出来るのはうれしいですよね。

剥離紙を剥がしながら貼るので手間がかかるのが難点でしょうか

でも剥離紙のないタイプだと、非粘着側がツルツルでテープが付きません。

だからテープの上に貼った部分は剥がれやすくなります。

サッシの留め付けで言えば、縦と上の交差部分の付きが弱い事になります。

心配でしょ

手間掛かっても、仕方ないと思いませんか

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