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最近、やたらともてはやされている感のある乾太くん。
ご存じ、ガス衣類乾燥機です。
カタログから抜粋
近頃の家って、ベランダを設置しない事が多いんです。
当然、洗濯物は室内干しになります。
冬季においては大賛成!
過乾燥を防ぐのに好都合ですから・・・。
でも、物干しスペースが確保出来ない家だってあります。
そんな家では、乾太くんが大活躍!という訳です。
でも意外と知られてない事があります。
今回は、それを書こうと思います。
乾太くんは、その名の通り「ガス衣類乾燥機」です。
屋内の空気を使用して、ガスを燃やします。
排気ガスと発生する水蒸気を棄てるので、その分の空気は外から採り入れなければなりません。
その為に必要になるのが「空気の採り入れ口」です。
開け閉めの出来る窓でも構いません。
でも雨の日や雪の日、台風の時であっても乾太くん使用時は開けないとならないので現実的ではないでしょ?
窓を開けられないので、乾太くんは使わない!
これでは意味がないでしょ・・・。
という訳で、給気口を設置するのが一般的だと思います。
その際の給気口面積は、自然給気であれば1kwあたり34.4㎠となります。
6kgタイプなら206.4㎠、9kgタイプなら、309.6㎠。
前者であれば14.3cm×14.3cm、後者であれば17.6cm×17.6cmの窓が目安です。
引違い窓であれば、半分しか開かないので倍の面積が必要となります。
思ったよりも大きいのでは?
「1時間運転すると240㎥の排気を行う」という説明もあります。
1時間で240㎥の排気を行うのであれば、同量の新鮮空気を採り入れなければNGですよね?
大昔のスカスカ住宅であれば、家中アチコチにある隙間から外気が入ってくるので問題ありません。
でも最近の家であれば、それなりに気密性が高まっていると思います。
給気口を追加設置しないのはマズイですよね・・・。
ちなみに、延床面積100㎡の家があったとします。
天井高さを2.4mとした時の気積(建物の体積)は240㎥になります。
現在の法律では換気回数0.5回/hを満たさなければなりませんが、これを満たすためには1時間当たり120㎥の新鮮空気を採り入れ、同量の汚染空気を排出する必要があります。
ちなみに換気回数とは、室内の空気が1時間に何回外気と入れ替わるかを示す値です。
換気回数0.5回/hであれば、室内全ての空気が1時間に0.5回外気と入れ替わる事を意味します。
つまり2時間ごとに、室内の全ての空気が外気と入れ替わる訳です。
一方、乾太くんの求める給気量は240㎥/hです。
これをクリアする為には、換気システムをあと2台用意する必要があります。
風量を増やしても良いんですが、120㎥+240㎥=360㎥になりますから、対応できる換気システムはそう無いと思います。
乾太くんが動いてない時間帯もあるでしょ?
この時間帯は、通常の換気量で良いんです。
多過ぎると、換気過多で外気温と変わらなくなってしまいます。
換気自体の消費電力も増えるし、冷暖房費も嵩みます。
勿体ない!
つまり給気量を変えられるようにしないとダメなんです。
ちなみに給気量が少ないと燃焼効率低下を引き起こす可能性が高まります。
カタログスペック通りに乾燥できないかも知れません・・・。
万が一、燃焼不良でも起きたら大変な事になりかねません。
そこで弊社では、パスカルダンパーの設置を提案しています。
建物内外の差圧を利用してアジャストダンパーを自動的に開かせ、必要な時に必要な給気が行える製品です。
建物内が負圧になれば弁が開き、給気量が増えるしくみです。
負圧にならなければ、給気量は増えません。
便利でしょ?
でも設置場所が問題です。
大量の外気が入ってくる筈ですから、外気の影響をモロに受けてしまいます。
冬季であれば0℃の外気が部屋を寒くし、夏季であれば35℃の外気が部屋を蒸し暑くします。
風速もかなり早いので、直接身体に当たる場所は避けるべきだと思います。

posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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