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板橋区で工事中の『FPの家 F邸』の写真です。
2階に積まれた部材を撮ってみました。
中央にある木の箱のような物、何だと思いますか?
拙ブログの読者であれば、判ると思います。
そう、コレがFPウレタン遮断パネル。
イラストのように屋根垂木と屋根タルキの間に充填する、屋根用の断熱パネルなんです。
構造は至ってシンプル!
国産杉で出来た木枠の中に、硬質ウレタンフォームを充填してあります。
そして通気層側に遮熱シートが貼ってあります。
この構造が高い断熱&遮熱性能、そして防湿・気密性能を担保してくれます。
一般的な発泡プラスチック系断熱材と違い、木枠と断熱材が一体になっているのが最大の特長と言えるでしょう!
木枠を躯体に釘留めすれば、パネルが脱落する事もありません。
また躯体とのジョイント部分に気密テープを貼れば、隙間を無くす事が出来ます。
パッと見ると木の箱にしか見えませんが、中々優れたパネルなんです。
今回は、その製造方法を書いてみようと思います。
なお、壁パネルの製造風景となります。
残念ながら遮断パネルのは無いんです😢
でも、③のクラフト紙が遮熱シートに変わっている位の差なので問題ないと思います。
①FPウレタン断熱パネルの木枠に使用する良質な木材を選別します。
②縦材と横材を釘で結合し木枠を作るフレーミング作業を行います。
③木枠材の両面にクラフト紙をタッカーで留めて貼り合わせます。
④パネル木枠をプレス機に並べ、圧力をかけてウレタン注入の準備をします。
ここで25~30tの荷重を掛ける事で均一な発泡体を形成できるのが特長です。
⑤季節や温湿度により原料の配合をデジタル制御しウレタンを注入発泡します。
ウレタンは被着物が冷たいと自己接着性が弱まる性質を持っています。
ここで言う被着物とは木枠です。
その為、機械に温水配管を行い、温度管理を行っています。
⑥完成したパネルをプレス機から取り出し、乾燥・表面処理・寸法検査を行います。
専用工場だからこそ出来る、管理の行届いた製造工程でしょ?
なお、全てのパネルが受注生産となります。
ちなみに弊社では厚さ120mmのパネルを標準仕様とし、屋根垂木間隔から垂木巾45mm+2mmを引いた寸法で作ってもらっています。
また長さについても、母屋の配置や軒の出寸法を加味して注文するようにしています。
これを垂木間に納めて、野地合板を垂木に留め付ければ、遮熱通気層と断熱層と防湿・気密層が一度に出来る訳です。
しかも現場発泡と違い工場発泡の場合は、内部の泡(気泡)同士が独立しています。
工場発泡品/独立気泡
現場発泡品/連続気泡
でも現場発泡品は気泡同士が繋がっている事が多いんです。
この違いは、発泡時のプレスによります。
連続発砲だと、断熱性&防湿・気密性が低くなるんですよね・・・。
圧縮強度も期待出来ないので、耐震性にも寄与しません。
この2つの発泡ウレタンって、実は似て非なるものなんです。

posted by AssetRed
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電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
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