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昨日の話です。
お昼休みに電話が入りました。
私は席を離れていましたが、席に戻ると机の上にメモが貼られていました。
「ユニットバスの件で相談したい事がある。」
「のちほど改めて電話します。」との事。
築24年超のお宅です。
そろそろ、ユニトバスの交換かな?
そう思いつつ、電話を待ちました。
自席での食事を済ませ、歯磨きをしている際に電話が入りました。
すぐに歯磨きを済ませ、折り返し電話をすると
「お風呂の清掃中に、立て掛けておいた高齢者用の椅子が倒れてしまい、入口ドアが開かなくなってしまった。」
と慌てています。
詳しく話を聴くと、椅子が浴槽と開き戸の間にピタッと嵌ってしまい、扉が全く開かないようです。
「ユニットバスを交換しないとダメですか?」
「取り敢えず、伺って状況を把握します。」
「もう少し、待ってください。」
そう伝え、ドライバーと脚立だけ持って向かいました。
車で5分くらいのお宅なんです。
駐車スペースが無いお宅なので、脚立が無ければ自転車で行きたいくらいです。
でも仕方ない・・・。
短時間という事もあり路上駐車をして、インターホンを押しました。
さっそく浴室を拝見。
ドア越しに椅子が嵌っているのが見えました。
折り畳み式の高齢者用風呂椅子のようです。
これが見事に、浴槽とドアの間に嵌り、つっかえ棒の役目をしています。
「大丈夫だと思います。」
扉上部の着脱ツマミ
そう伝え、ドア右上にあるツマミを下げ、扉のヒンジを抜きました。
以下、取扱説明書に書かれた「非常時にとびらを取り外す」からの一部抜粋です。
ドアを開けられない時、浴室外側から扉を取り外す事が出来ます。
扉の外し方①
①浴室外側からレバーハンドルを持ち、扉上部の着脱ツマミを下げます。
②レバーハンドルを回して扉を浴室内側に少し開きます。
※扉を置くまで手を離さないでください。
扉の外し方②
③扉上部のアームストッパーを上へ押し上げ、扉本体から外します。
ちなみに現場では、ココで躓きました。
扉が少ししか開かないので、アームストッパーに触る事が出来なかったんです。
でもアームストッパー自体は薄いステンレス製でしたから、強引に扉を上に上げて曲げてしまいました。
扉の外し方③
④扉の上部を浴室内側に傾けて(A)上方へ持ち上げます。(B)
扉を少し斜めにしながら、浴室外側へ取り出します。(C)
扉の外し方④
※吊元側は通気経路になっています。
扉を開きながらフィンが引っ掛からないように外します。
でも扉の向こうの椅子がつっかえてしまい、外す事ができません💦💦💦
扉を上にずらしつつ、下に出来た隙間に手を挿し込み、椅子の脚を掴んで振動を加えてみました。
何回かやって、ようやく椅子が動かす事が出来ましたよ・・・。
ちなみに現場には、取説がありませんでした。
以前に取り外した時の記憶を探りながら、なんとかドアの取り外しに成功した訳です。
椅子を浴室外に一旦出し、扉を再取付!
曲げたアームストッパーを元に戻して、復旧完了です。
「椅子を立て掛ける時には、浴槽内に立て掛けた方が安全ですよ。」
そう、お伝えしました。
「ありがとうございます。」
「ユニットバスを交換する事も考えていたんです。」
「直って良かったわ・・・。」
「交換の際には、是非お声掛けください。」
作動状況をご確認戴き、現場を後にしました。
建物のお引渡し時には、浴室ドアの非常用脱出機構の説明を簡単にさせて戴きます。
これ、浴室内で倒れた人が邪魔で扉が開かない時の事を想定した仕組みです。
でも、実際に外す日が来ると思って聞いている人なんていません。
ましてご入居後20年も経過すれば、覚えている訳ないですよね。
ちなみに最近の浴室ドアには、非常時の脱出方法が書かれたシールが必ず貼られています。
でも、このお宅には貼られていませんでした。
剥がれちゃったのかな?
それとも当時は貼っていなかったのかな?
今後は、「こんな事もありましたよ。」とお伝えしようと思います。
具体的な事例があれば、もう少し記憶に残ると思うんですよね・・・。

posted by AssetRed
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