blog

たまには現場で起こったハプニングの事を書いてみようと思います。
先日、『FPの家 M邸』で起こったハプニングです。
この日は朝からクリーニング業者(以下、業者)が入っていました。
建物完成時に行う現場清掃、いわゆるハウスクリーニング(以下、美装)の日だったんです。
弊社では、業者にソープ(植物由来の石鹸)&樹脂サッシ用クリーナーを支給し、これを使ってもらうようにしています。
初めて使う業者もいるので、毎回、直接手渡ししながら使用方法をレクチャーするのが恒例になっていました。
前日に床養生用MDF&什器に被せたマスカー等を剥がしている為、業者は現着次第清掃作業に取り掛かれるようになっています。
それでも、ソープ&クリーナーを朝一で届ける必要はありません。
窓を開けたり掃除機を掛けたりと、やる事はたっぷりありますから・・・。
ソープ&クリーナーを持って現着すると、現場前には業者の車が停まっていました。
さっそく玄関ドアを開け、挨拶をしました。
「おはようございます。」
玄関土間の上にソープ&クリーナーを置き、使用方法を説明しようとすると業者が切羽詰まった顔で訊ねてきました。
「監督さんですか?」
「ハイ、何か?」
「ちょっと見て貰いたいんです。」
「何をですか?」
「3階にキズを見つけたんです。」
「私たちは何もしていません。」
「最初からキズがあったんです。」
さっそく3階まで上がり、問題のキズを見せてもらいました。
床のキズ
白っぽい床に多数のキズがあるそうです。
床のキズ
確かに、こんな感じの凹みキズが至る所にあります。
「こんなキズが、両隣の部屋にも多数あります。」
「最初からあったんです。」
かなり慌てていました。
自分たちのせいにされたら困ると思っていたんでしょうね。
「あー、これですか。」
「大丈夫です、問題ありません。」
「・・・。」
「えっ、こんなキズがアッチコッチにあるんですよ?」
「これ、キズじゃないんです。」
「フローリングのデザインなんです。」
「デザイン?!」
3階の洋室×3部屋の床には、エフトレーディングの『ヘビア フローズンスノー』というゴムの木の無垢フローリングを採用しました。
白くて表面がツルツルの床材なんですが、一定間隔にスクラッチと言われる凹みがあります。
メーカーページには、 雪の世界へ大変身表面を削ることで光の乱反射で作られる陰影なんて説明がありました。
降り積もった雪のような凛とした空間を楽しめます。
との事。
でも、確かにキズに見えますよね・・・。
こんな凹みがアチコチにあれば、焦る気持ちもわかります。
「じゃあ、誰かが付けたキズではないんですね?」
「母さん、もともとあるキズなんだって!」
「そうなの?でも良かったじゃない!」
ひと安心のようです。
「お騒がせして申し訳ありませんでした。」
そうある話ではありません。
ご年配の夫婦で美装を請け負っているそうですが、初めての体験だったとか・・・。
これで、ようやくソープ&クリーナーの使用方法を説明できます。
説明を済ませて、現場を離れました。
それにしても、人騒がせなスクラッチですよね・・・。

posted by AssetRed
住所:東京都練馬区北町2-13-11
電話:03-3550-1311
東武東上線 東武練馬駅下車5分
ただいま、現場監督見習いを募集しています。
https://www.assetfor.co.jp/recruit/
上記をご確認ください。