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板橋区に建った『FPの家 M邸』の工事写真をご覧ください。
風量測定の様子
先日行った『換気風量測定』の様子を撮ってみました。
このお宅では、ルフロ400を採用しています。
ダーティーゾーン天井に設けられた排気口から汚染空気をダクトを通じて集め、脱衣室天井裏に設置した換気扇本体から排気する仕組みです。
また外気に面する壁に設置した自然給気口から必要量の新鮮空気を採り入れる事で、2時間で家中の空気を入れ替える事が出来ます。
いわゆる、ダクト式セントラル第3種換気に該当するシステムです。
でも、こうしたシステムって、必ずしも設計通りにはいかないんですよね・・・。
例えば建物の気密性能が良くないと、設計通りの性能を発揮できません。
悪くてもC値0.5㎠/㎡以下にしなければ計画換気にはならないようです。
またダクトの施工が悪くても、ダクトによる圧損が大きくなってしまい設計通りの換気風量が出ません。
残念ながら計画換気って、やってみないとわからないんです。
でも健康で快適な生活を省エネに送ろうとすれば絶対に必要でしょ!
だからこそ、施工完了後に行う『換気風量測定』が重要となります。
という訳で、今回は第3種換気における換気風量測定の様子を挙げてみようと思います。
用意するのは以下の4つです。
①換気図面
②風量測定器(WO81)
③脚立
④測定アプリの入ったiPad
測定に当たり、まずは下準備を行います。
全ての窓(玄関ドアを含む)を閉め、全ての自然給気口を全開します。
自然給気口(全開状態)
なおレンジフード&電動給気シャッターはOFF状態、乾太くん用のパスカルダンパーもロック状態としました。
続いて、排気口の開度調整を行います。
開度5状態の排気口
換気図面の排気口の開度に合わせて、排気口のグリルを回します。
写真では開度『5』状態になっています。
内側の穴明き部には目盛りが付いていて、回すと1~5まで9段階の調整が可能となっています。
数字が小さいほど通気量が少なくなります。
この時活躍するのが脚立です。
天井に設置されているので、手が届かないでしょ!
これで準備完了です。
ルフロのコントローラーのダイアルを換気図面の値に合わせ、測定を開始します。
コントローラー
黒いダイヤルを回す事で、1~9までの17段階換気風量を調整可能です。
青いランプが光っているでしょ?
これが赤くなると、機械異常となります。
本体のスイッチを切り、メーカーもしくは弊社まで、ご連絡ください。
話を元に戻しましょう。
測定自体は、それほど難しい訳ではありません。
冒頭の写真のようにWO81のノズル先端を排気口中央の穴に挿し、メーターの数字を読み上げれば良いんです。
WO81
読み上げた数量は、その都度iPadに入力します。
事前に必要事項を入力しておけば、測定をスムーズに終わらせる事が出来ます。
また、これを出力すれば換気風量測定の結果報告書にもなるんです。
ちなみにWO81は風圧(Pa)しか測定できません。
でも、このアプリを使えば風量(㎥/s)に換算する事が出来ます。
便利でしょ?
全ての排気風量を測定→入力すると、合計換気風量を確認する事が出来ます。
設計風量と比較して多寡があれば、コントローラーの値を上げ下げして再度測定を行います。
合計風量が合ったら、次は個々の排気量のバランスを取ります。
バランスが悪ければ、個々の排気口の開度を再調整しなくてはなりません。
再調整したら、再度測定を行います。
こうした作業を何回か繰り返し、ようやく換気風量測定が終わります。
結構大変でしょ?
でも、それなりの費用を掛けた換気システムなんですから、ちゃんと機能しないともったいないですよね?
ちなみに給気量の測定は行いません。
気密性の高い家であれば、給気量と排気量は、ほぼ一緒ですから・・・。
24H換気システムは、設置すればOK!という設備ではありません。
その理由は、先述の通りです。
ちゃんと換気設計通りに機能している事を確認しなければNG!なんです。
その為には、施工に気を配る必要があります。
また気密性能を高める必要もあります。
高性能住宅って、色々と大変なんです・・・。

posted by AssetRed
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