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昨日、FPの家 I邸にて開催された構造見学会について書きたいと思います。
一昨日から続いた雨も9時前に止み、ムシムシする曇天の中の開催となりました。
雨が降っていると、準備に色々と気を遣うでしょ?
取り敢えず、止んで良かった・・・。
工事中という事もあり、現場にはエアコンが付いていません。
よって、建物内の温熱環境は外と同じです。
晴れていれば日射遮蔽効果を確認してもらえるんですが・・・。
という事で、今回は断熱・気密施工を中心に見て貰いました。
建物の断熱・気密性を高めたければ、施工の良し悪しって、とっても重要なんです。
GWの場合が判りやすいので、例にとって説明したいと思います。
GWの施工状況による熱抵抗の違いを示してみました。
一番上が正しい施工です。
厚さ105mmのλ値0.032W/m・Kを施工した際の熱抵抗は3.281。
一方、2段目の施工はGWの寸法が著しく大きく押し込み過ぎた状態です。
この場合の熱抵抗は2.756になります。
逆に一番下のようにGWの寸法が小さく、柱との間に隙間ができた状態も良くありません。
この場合の熱抵抗は2.197になります。
ちなみに熱抵抗は、任意の2点間の温度差を、その間を流れる熱流量で割った値として定義されます。
熱抵抗が大きいほど熱が伝わりにくく、低いほど熱が伝わりやすいことを意味します。
また石膏ボードとGWおよび耐力面材とGWの間に隙間が出来ると、ここが壁内通気層となります。
壁内通気層はダスティングの原因となります。
リフォーム時に断熱材の状況を撮ったものを挙げていますが、ダスティング現象を発生していました。
ダスティングは、通気層内部で発生する断熱材等の粉塵、あるいは壁内結露によるカビや腐朽菌の飛散を指し、健康被害や性能低下につながる注意すべき現象です。
こんな施工であれば、本来の断熱性能を期待できません。
試しに自立循環型住宅モデルプランを使って試算してみました。
1階:67.89㎡/2階:52.19㎡/計120.08㎡の2階建てプランです。
これを先程のGWを使って、正しい施工と間違った施工で比較しました。
前者の熱抵抗は3.281、後者の熱抵抗は2.194。
床・天井断熱材および開口部については、まったく同じ仕様としています。
ちなみに前者の断熱性能はUA値0.40W/㎡・K、後者のそれは0.47W/㎡・Kとなっています。
両者の年間冷暖房費、どのくらい違うと思いますか?
前者の冷暖房費7万1千円に対して後者のそれは8万1千円でした。
ちなみに後者の気密性をC値2.0㎠/㎡にした時のそれは9万3千円となっています。
隙間から出入りする空気による熱移動で、冷暖房費はさらに増加する訳です。
たいした違いじゃないね!という人もいるかもしれませんね。
でも10年・20年と考えれば、それなりの金額差になるでしょ!
一般的に断熱性能を計算する際には、全て正しい施工が行われている前提で行っています。
でも間違った施工の現場も、決して少なくはありません。
C値が2.0㎠/㎡くらいの家なんて、ざらにあるでしょ?
だからこそ、施工現場を見て『施工品質』を確認する必要があるんです。
でも素人には判らない!という人もいると思います。
パッと見て、きれいと感じた施工は問題ありません。
なんか雑だな?とか違和感を感じるようなら、NG施工の可能性大だと思います。
その点、FPの家はどこを見てもきれいに感じると思います。
安定した施工品質を保てるように開発された製品を使い、施工上の注意点を決め、確実に守っていますから・・・。
だからこそ『無結露50年保証』が出来るんです。
ご参加戴いた皆様には、ご理解戴けたと思います。
やっぱり現地で実際の施工を見てもらった方が、わかりやすいと思います。
I様、会場をご提供戴きありがとうございました。
会場に足を運んでくれた皆様もありがとうございました。
来月には、FPの家 F邸の完成見学会を開催する予定です。
暑い盛りの見学会です。
建物の性能をたっぷりと体感して戴けると思いますので、引き続き、ご参加ください。
スタッフ一同、お待ちしています。

posted by AssetRed
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