オーバーフロー管の役割は、万が一ドレンが詰った時にサッシから屋内に水が浸入しないようにすること。

今日は水曜日。

アセットフォーはお休みです。

でも、お仕事ネタを書こうと思います。

本当に雨多いですよね?

その主な理由は、地球温暖化による気温や海水温の上昇で大気中に含まれる水蒸気量の増加と言われています。

気温が1℃上がると、空気中の水蒸気量は約7%増えるそうです。

ちなみに2026年夏(6~8月)の平均気温は、観測史上歴代5位の暑さでした。

酷暑日の観測も、延べ36地点に上り過去最多を更新したそうです。

以下、nippon.comの2026年夏の平均気温、歴代5位「酷暑日」も過去最多という記事の一部を抜粋して転載しています。

ご興味のある方は、元ページをご確認ください。2026年夏の平均気温、歴代5位 「酷暑日」も過去最多 | nippon.com

気象庁の観測データによると、全国の観測地点で8月31日までに猛暑日(最高気温35度以上)を記録した地点数は、のべ7528地点で、現在の観測方法に統一された2010年以降でみると、2025年(9385地点)、2024年(8821地点)に次ぐ多さだった。

一方、酷暑日(最高気温40度以上)を記録した地点数はのべ36地点で、2010年以降で最も多かった。

これだけ平均気温が上がれば、当然大気中の水蒸気量が増える筈。

雨や台風の発生が増えるのも納得でしょ?

雨が多くなれば、ベランダに貯まる雨量も多くなります。

設計時の想定量を超えなければ問題ないんですが・・・。

という事で、今回はベランダの排水について書きます。

まずは、この写真をご覧ください。

 ベランダ排水(外観)

以前に某現場で撮ったベランダ排水管の写真です。

四角い箱に呼び樋が繋がっているでしょ?

 ベランダ排水(内観)

今度は内側の写真です。

黒いグリルが被せてあるのが排水口です。

ちなみに黒いグリルはストレーナ、排水口にゴミが入らないようにする簡易的なろ過装置です。

排水口から出た雨水は先程の四角い箱(集水枡)を通じて呼び樋→竪樋→雨水管に流れます。

この時にベランダ内に貯まった雨量が設計排水量を超えれば、ベランダ内の水位が高まります。

放っておけば、サッシから室内に雨水が侵入する事になります。

そこで必要になるのが、オーバーフロー管です。

オーバーフロー管の役割は、万が一ドレン(排水口)が詰った時にサッシや天板から屋内に水が溢れ、浸入しないように屋外に排出すること。

写真を良く見ると、矢印があるでしょ?

その先にある配管もしくは穴がオーバーフロー管なんです。

排水口よりも少し高い位置にあるでしょ?

これにも、ちゃんと理由があります。

万が一水が溜まった場合に、水位がサッシ下端を超えないように、これより少し低い位置に設けているんです。

外から見て、オーバーフロー管から水が出ているのを発見したら注意してください。

雨水が排水量を超えている証拠です。

排水口が葉っぱ等で塞がっている事も考えられるので、確認し必要であればゴミを取ってください。

ベランダの防水層は床および立上り部分にあります。

立上り部分の防水層は床から25~30cm程度の高さまでとなっているので、雨水はこの高さを超えると建物内に侵入します。

またサッシの下端高さはもっと低いので、まずは室内に侵入する筈。

いずれにしても、侵入したら困るでしょ?

だから雨量の多い日は、ご注意ください。

念のため、ストレーナに付いたゴミを撤去しておく事をお勧めします。

時々はベランダ内の雨水の貯まり具合を確認し、必要であれば水搔きしましょう。

水中ポンプを用意しておけば、水搔きする手間を省く事が出来ます。

そこまで心配する必要があるの?

という方も多いと思います。

でも、このまま地球温暖化が進めば、益々雨量は増える筈。

対策を講じる必要性を感じています・・・。

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posted by Hoppy Red 

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