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完成間近のFPの家にて『風量測定』を行いました。
いつもは私が行っていますが、今回は第3種換気システム『ルフロ400』の製造メーカー『日本住環境㈱』から開発及び営業の方が3人来てくれました。
写真のような測定器を使用します。
まずは天井についた全てのオリフィス(室内吸気グリル)の室内側プレートを回転させて開度を調節します。
次に全てのスクウェアフロー(給気口)写真のように開けます。
洗面所にあるコントローラーのボリュームを上げ下げする事で風量の調節ができます。
オリフィスの中心穴に風量測定器の先端ノズルを差し込みます。
それぞれの風量を票に書き込みます。
この作業を風量を変えて何回か繰り返して、家全体の換気風量のバランスを確認して完了です。
今回はいつもの測定の他に、給気口に取り付けるフィルターをQDフィルターに交換して測定もしました。
左の白い物が標準フィルター、右の黒い物がQDフィルターです。QDフィルターは圧損が少なく、給気口から入る空気が標準フィルターより多いのが特徴です。(虫の侵入は防げますが花粉や埃の侵入はふせげません。)
標準フィルターが入っている様子です。
QDフィルターは薄いのでスカスカ感がしますが、給気量が増える為、換気風量もずいぶんと多くなる事がわかりました。
給気口の開け方を変えると、風量が変わる事もわかりました。下の写真のように開けた方が増えるようです。
ただし風が下に落ちるので、冬季はやめた方が良いと思います。
測定を無事終えて、『施工が丁寧で、設計通りの風量が出ています』とのお言葉頂きました。
FPの家は気密性が非常に高い為、換気風量が非常にシビアに出るそうです。データーを取るのに適している為計測に来たそうです。
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posted by t.arai
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