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『FPの家 T邸』
24時間換気システムの風量測定を行いました。
測定者は
日本住環境株式会社の方々(以前に当ブロクでご紹介した3人です。)
測定器の先を排気口に当てて、風量を測定していきます。
上の写真にあるのが、測定器です。
弊社では『汚染空気排気型(いわゆる第3種換気式)』を採用していますから
汚染空気の出口と新鮮空気の入り口をきちんと決めて、
そこからどの位の風量が確保されているかをしっかり確認する必要があります。
①洗面所の天井裏に設置した換気システム本体を可動させ
②天井に設置した排気口から汚染空気を排出します。
開度を調整する事で排気風量の増減が出来ます。
③この時、住宅内の空気圧は外気より低くなる為
居室の壁に設置された給気口から新鮮空気が入ってきます。
給気口には、厚さ40mmの花粉フィルターが入っているので
花粉及び粉塵対策もバッチリです。
でも、気密性能の低い住宅の場合は・・・
フィルターが細かく抵抗が大きい為、空気は給気口から入らず窓の隙間や壁の穴から入る事になります。
そうなると、せっかくのフィルターも無意味ですよね。
④それぞれの排気口の風量を測定します。
部屋の用途に応じた適切な風量に調整する事で
初めて全室が健康・快適で省エネな空間になる訳で、
換気システムを採用するだけでは何のメリットもありません。
ましてや、配管の長さやジョイント・曲りの数など図面から読み切れない要素によって
設計通りの風量が出ているかどうかも確認する事が出来ないのです。
換気風量を多めにしておけば、新鮮空気がたくさん入って安心かもしれませんが
折角空調でコントロールした空気をムダに捨てる事になります。
機能する換気システムの大切さ、ご理解いただけたでしょうか?
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posted by t.arai
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