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『FPの家 Y邸』
いよいよ、足場撤去の日が来ました。
9月に上棟してから、早2ヶ月が経とうとしています。
長かったような短かったような・・・。
足場と言えば、「単管ブラケット足場」がすっかり当たり前になりましたが、
昔は「丸太足場」が普通でしたよね。
年配の方しかわからないかも知れません。
鳶さんが、上棟の翌日に杉丸太と番線(針金)を使って足場を組んでいました。

これが「単管ブラケット足場」です。

様々なパーツを組み合わせて足場を組んでいきます。
乗っていても安心します。
上棟日の前日に足場を架ける「先行足場」も今では常識になりました。
ちなみに弊社では「ビケ足場」を採用しています。

こちらが「丸太足場」
うそみたいな話ですが、直径10cm位の杉丸太を使っていたんですよ。

こんな感じに番線で巻きつけて終わりです。
丸太が腐っていて、乗ったら「バキッ」なんて音がして折れちゃったり・・・。
先の方が細い丸太なんて直径が5cm位しかなくて、
乗る時に躊躇しちゃったりして・・・。

でもその頃、香港旅行に行ったら
「中国では、竹で足場を組みます。」とバスガイドさんに聞かされて
日本よりも凄い
とビックリしたもんです。
高いビルに掛けられた竹足場、凄かったですよ。

竹の足場です。
あちらでは、まだまだ現役のようですね。(本当にすごい
)
日本の丸太足場は、しばらくして「単管足場」に変わったように記憶しています。


丸太を鋼管にして、番線の替わりにクランプという金物を使っていました。

丸太足場に比べれば、かなりしっかりしています。
でも、足場板を番線で単管に縛りつけていたので、
錆びると外れた足場板がシーソーのようになって怖かった・・・。
当時はヘルメットなんかあまり着用してなかったし・・・。
どんだけ昔の話なんだよ
ドン引きしている若い方の顔が浮かびます。
今は、安全が一番
しっかりとした足場で、安全に効率よく作業が出来るのも
足場屋さんのおかげです。
いつもありがとうございます。
さて、現場はというと・・・

足場の横にトラックを停めています。
既にイメージシート及び養生ネットは取り払われています。
ヘルメットを被った足場屋さんが二人
足場の上と
地上にいます。
足場の上の人は、ひたすら部材をばらし
下の人に投げ下します。
下の人はそれを受け取り、地上に並べていきます。
いつ見ても、その手際の良さに感動します。
ある程度まとまったら、トラックに積むようですね。
午前中いっぱい掛かりそうですね。
足場屋さん、よろしくお願いします。
というところで、一旦事務所に帰りました。
午後、現場を確認すると

足場はきれいに撤去され、養生ネットを畳んでいました。

お疲れさまでした。
posted by t.arai
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