クロス工事始まりました。

 

『FPの家 Y邸』

クロス工事が始まりました。

こちらの現場は

紙クロスと

若干のビニールクロスをアクセント壁に採用しています。

 現場に納品された紙クロス・ビニールクロス

その特徴は以下の通り。

紙クロス・・・主な素材は紙で和紙も含まれます。

一般的な製法は原紙を貼り合わせてこの上にエンボスまたはプリントを施す。

デザイン性に優れたものが多く、多色物が多い。

非木材パルプ紙(ケナフ・バガス)など素材のバリエーションもある。

静電気の発生が少なく汚れの付着が少ない。透湿性や通気性が良く結露が少ない。などのメリットもあるが

水に弱く、汚れを拭き取りにくいというマイナス面もある。

①和紙・・・鳥の子や襖紙などの和紙を壁張りに流用したもの。手漉きや機械漉きのものがある。

②加工紙・・・紙に水性塗料を塗布したもの。表面に水を弾く加工を施したものと、そうでないものがある。

 色数が多く安価ですが、耐光性が良くない。紙が破れやすいなどの理由から展示装飾用途に用いる。

③紙織・・・織物壁紙の紙布に相当し、紙糸を主とした織物。独特の風合いや高級感、暖かみなど

 見た目の感覚を重視しています。ほつれ、曲りが生じやすくジョイントが目立つことから施工には

 熟練度を要する。

④輸入壁紙・・・最も一般的なものは、機械漉き洋紙にプリント、エンボス等の加工をしたもの。

 デザイン・色彩とも表現に富んだ製品が多い。

 サイズは国産に比べ約53㎝と巾が狭く、10m巻きの製品がほとんどである。

その他、

木質系壁紙や無機質壁紙、水酸化アルミニウム壁紙、金属箔壁紙、無機質骨材壁紙、ガラス繊維壁紙

オレフィン壁紙(脱塩ビ壁紙)、塗装壁紙(現場塗装用壁紙)などがある。

ビニ-ルクロス・・・量産品から高級品まで種類が多く、色・柄とも豊富に取り揃えされている。

量産性に優れ、巾広い価格帯に対応できる。色・柄などデザイン的な表現が容易で多彩。

風合いやボリューム感も出せる。施工性が良く、メンテナンス性に優れる。

感触の冷たさや通気性・透湿性が低く結露が出やすい。

可塑剤の放散による密閉空間での健康被害の恐れがあるなどのマイナス面もある。

 

まずは、パテ処理からスタートです。

石膏ボードの継ぎ目やボードを留めるビスの頭などに、パテと言われる下地調整剤を塗り

サンドペーパーで平らに削ります。

パテは、下地の不陸や傷・穴などを埋めて下地の平滑化を図るものです。

その種類は

見かけ状

主成分

用途

によって大別されます。

見かけ状の種類には、

そのまま使える「ペーストタイプ」と現場で水と混練する「粉末タイプ」の2種類あります。

ペーストタイプの主成分は炭酸カルシウムで、粉末タイプには石膏系と炭酸カルシウム系があります。

用途としては、仕上げ用と下塗り用があります。

ペーストタイプと粉末タイプの差は一概には言えませんが、

前者は下地の種類による付着力の差がなく、既混練製品のため品質・性能が一定している

などが長所といえます。

一方後者は、持ち運び・保管が容易で必要量だけ現場で練って使えるという便利さなどが長所です。

市販品には、「速乾性」という硬化速度を特に早めた製品もあり、緊急工事にも適応できます。

工事の状況・下地の状況に合わせて選択・使用する事になります。

仕上げ用パテは樹脂分が多く、平滑に塗り上がるもので、表面の接着力が向上します。

下塗り用パテで処理した上に塗布しますが、現在は下地の色に合わせたものが主流になっています。

樹脂分が多いため、乾燥時に痩せることがあり、深い穴や目地には下塗り用パテを使用し

仕上げ用パテはその上に塗ると考えた方が良いでしょう。

下塗り用パテは、先に述べたように深い溝などを埋める時に用います。

表面の粒子が比較的粗いものです。

市販品にはどちらも兼ねる製品もあります。

弊社では、一般的に石膏系の粉末パテを使用し仕上げ用と下塗り用を使い分けています。

上の写真を見ると、白いパテと黄色いパテが見られます。

前者が下塗り用パテ、後者が仕上げ用パテになります。

そうそう、こんなものがあります。

写真ではわかりにくいと思いますが、表が白くて少しザラザラしています。

裏は真っ黒でツルツルです。

薄さは0.5mm。900×600のサイズになっています。

せて、なんでしょうか

正解は・・・

 

マグピタックルシート

磁石がくっつく不思議なクロス壁を作るためのシートです。

このシートを石膏ボードの上に接着し、パテで平らに均し、クロスを貼るだけの簡単施工。

メモ用紙を貼ったり、お気に入りの写真を飾ったり、用途は色々あります。

完成見学会でも見ることが出来ますから、お楽しみに・・・。

パテ処理はまだまだ続くようですが、丁寧な仕事をお願いしますね。クロス屋さん。

 

こちらの現場、2世帯住宅のため

キッチンが1・2階にそれぞれあるんですが

朝からキッチンセットの取付も行っています。

1階はこんな感じ

2階はこんな感じです。

出来上がるのが楽しみです。

 

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 posted by t.arai 

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