白蟻対策・腐朽菌対策

 

『FPの家 S邸』

屋根の野地板施工が終わりました。

大工さんは、せっせと構造金物の取付けを行っています。

ヒネリ金物

鎹(かすがい)

短冊金物

CP金物

こちらもCP金物

HC金物

こちらもHC金物

HD金物

構造図面の指示に基づき、ひとつひとつ確実に取り付けます。

じつは昨日、1回目の防蟻処理を行うはずでした。

前日の雨で柱および土台・大引が若干湿っていたため延期してもらいました。

今日も午後雨が降りそうなので、順延です。

ホウ酸系防蟻剤は、健康被害が少なくて安全ですが

雨に弱いのが欠点です。

天気予報とにらめっこしながら工事日を決定しないとなりません。

早く天気が安定してくれるといいんですけど・・・。

気を取り直して今回は、白蟻対策・腐朽菌対策についてお話したいと思います。

白蟻被害の柱の重量は新築時の柱の重量の61%しかありません。

またその強度は、なんと44%に・・・。

でも、怖いのは白蟻だけではありません。

白蟻の好む生育環境は、木材腐朽菌の繁殖条件とも合致します。

有効な白蟻対策を怠ると腐朽菌の繁殖を促す結果を招き

住まいの骨組みを生涯にわたり新築時と同じ品質で維持する事ができません。

「腐りや白蟻被害にあった木材の強度ってどの位なの?」

体感するキットがあります。

 越井木材工業が保存処理木材の耐腐朽菌効果を体感するために用意しているキットです。

 アイスの棒に似たものを3ヶ月間土の中に埋めて、長期間使用した状態を再現してあります。

土に入れる前の木材と保存処理木材、無処理木材をそれぞれ

新築時の柱、防蟻防腐処理をした柱、何もしない柱に見立てて

その強度を比較しよう。というのがねらいです。

実際に手にして、力を加えてみると 

保存処理木材が新築時と変わらないのに対し、無処理の柱があっけなく折れてしまう事にびっくりします。

専門機関の調査結果も阪神淡路大震災で倒壊した木造住宅の約8割で

「腐り・白蟻被害」が見られ、建築当初の強度が失われている事がわかりました。

住宅構造部材自体の強度を長く維持させるためにも、腐りや白蟻から木材を守る施工が必要です。

その為に、防蟻・防腐処理が有効である事はもちろんですが

壁内結露を無くすのが一番有効です。

 FPの家は、全棟「無結露50年保証のできる家」。

結露による湿気は白蟻・腐朽菌の生育・繁殖の好条件となります。

せっかくの耐震施工も、強度維持ができなければ意味がありません。

家を建てようと思っている方、

「しっかりとした壁内結露対策」を忘れていませんか

気密性能が低い家では、壁内結露は無くせません。

C値を聞かれて明確に答えられない会社が建てた家は

大丈夫なんでしょうか・・・。

 

  https://www.assetfor.co.jp

 posted by t.arai 

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