室内空気の汚れがわかります。

『FPの家 S邸』

室内空気環境の測定を行っています。

完成した建物の室内空気の汚れ具合がわかるんです。

と言っても、そんなに大袈裟な事をしている訳ではありません。

こんな測定バッジを使用します。

緑色のバッジが以下のVOC(揮発性有機化合物)を採集します。

1.トルエン

2.キシレン

3.エチルベンゼン

4.スチレン

赤色のバッジはホルムアルデヒドを採集します。

これら健康被害の原因となる化学物質の空気中の放散量を測定するのが目的で行っています。

残念ながら、その他の原因物質については、測定を行っておりません。

ちなみに、厚生労働省が発表した「化学物質による健康被害を受けないであろう値」は以下のようになります。

1.トルエン・・・0.07ppm

2.キシレン・・・0.20ppm

3.エチルベンゼン・・・0.88ppm

4.スチレン・・・0.05ppm

5.ホルムアルデヒド・・・0.08ppm

6.パラジクロロベンゼン・・・0.04ppm

この「指針値」は室温が25度の時の値であり、この数値を上回ると直ちに健康への被害があるという訳ではなく、また現時点では、強制を伴うものでもありません。

1ppmは、化学物質1立法センチメートル/室内空気1立法メートル=0.0001パーセントの濃度となります。

この指針値を下回る事が望ましいのは確かですが、上回った場合でも換気を行う事で濃度の低減を図る事は可能です。

さらに、家具やカーペット・カーテン等住宅以外の影響も想定されますから、これらの室内への持ち込みにも工夫が必要となります。

 

上写真のように、床から1.2~1.5メートルの位置に測定バッジを固定します。

この状態で、室温を25度に維持しながら24時間静置します。

測定が完了したら、所定の袋に密封し、分析機関に送付します。

1週間ほど待っていれば、分析結果が到着します。

分析機関では、ガスクロマトグラフを使用しているんでしょうね。

 

こんな装置を使うようです。

ガスクロマトグラフィー (Gas Chromatography, GC) はクロマトグラフィーの一種であり、気化しやすい化合物同定定量に用いられる機器分析の手法である。サンプルと移動相が気体であることが特徴である。ガスクロマトグラフィーに用いる装置のことをガスクロマトグラフという。また、ガスクロとも呼称される。

測定感度は高感度な検出器を用いれば市販品でも数十fg/s(フェムトグラム毎秒)オーダーレベルにまで及ぶ。各種の科学分野で微量分析技術として汎用されているそうです。

こんな分析結果は残念ながら来ません。

こんな結果が届く予定です。

この結果を見ると、毎回ホッとします。

空気はキレイに限りますからね。

 

弊社が自然素材に拘る理由、お判り戴いたでしょうか?

 

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  posted by t.arai 

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