隙間の実力

弊社がお世話になっている『日本住環境株式会社』のFBにこんなデーターが出ていました。

家全体の隙間面積の合計を床面積で割った値をC値と言います。

この値が小さいほど、隙間の小さい家という事になります。

「ある程度の隙間はあった方がいい」

「大きな隙間は問題だけど、C値競争は無意味」

なんて言葉も耳にしますが、上のデーターを見る限り省エネの為にはある程度の気密性能の確保は必要だと思われます。

例えば、第3種換気システムを設置したC値2.0の住宅の場合、風速が2.5~3.0m/sの時の隙間による換気回数は0.24回/時であり、内外温度差が20度の場合の換気回数は0.13回/時となっています。

一般的には0.5回/時の換気回数が求められており、これを上回る換気回数はせっかくコントロールした室温を無駄に室外に廃棄する結果となり、省エネとは言えません。

この分を差し引いて、換気システムによる換気量を算出すればいいのでしょうが、あいにく隙間からの換気量(漏気)はその都度変わります。事前に特定または予測する事は不可能である以上、換気回数を調整する事は危険な事と言えます。

熱交換型換気システムを採用すれば、換気回数が多くても問題ないのでは?

思った方、よく考えてください。

隙間から漏れる空気は熱交換素子を経ておらず、そのまま熱ロスにつながります。

高価なフィルターを付けても、そこを通過しないでそのまま侵入してくる汚れた空気の存在を見逃していいのでしょうか。

ただでさえ、3種換気に比べて消費電力の大きい1種換気システムです。無駄な消費電力を抑える事は大事な事だと思いませんか?

気密性能は高いほど、漏気による様々な問題を少なくしてくれます。

残念ながら、経年による気密性能の劣化も起こり得るでしょう。

経年劣化をある程度見越した、もう1ランク上の気密性能が必要なのでは・・・。

  

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