那須の森に佇むかわいいお家でした。

一昨日、FP南関東青年部が主催した『北関東/那須林産工業視察』に参加してきました。

栃木県那須塩原でFPの家だけをつくり続ける、良き仲間の家づくりを拝見し、お互いの家づくりに活かすきっかけとなれば・・・。

そうした熱い思いを持った年下のメンバーに混じって、熱い家づくりの一端を覗く事が出来ました。

気になる、その家づくりの一端をご紹介します。

まずは、事務所のファサードです。

決して大きくはない事務所ですが、いかにも工務店という雰囲気は全くありませんでした。

すぐ隣に建つ輸入住宅。

以前、打ち合わせルームとして使用していたそうです。

こちらもナカナカの雰囲気です。

 

まさかの打ち合わせスペースです。

まるでカフェのようでした。

右側の吊戸棚の扉は黒板用の塗料で塗られていて、チョークでメッセージが書けるようになっていました。

これ、アリかも。なかなかおもしろい提案ですよね。

出ました

カーサデオリーブのかわいい置物。

弊社も参加している、建築女子と建築男子がつくるかわいいおうちがコンセプトの家づくりです。

事務所の所々に置かれた黒板には、さまざまなメッセージが書かれていました。

印刷物ではないところがいい雰囲気でしたよ。じっくり読んでしまいました。

スタッフの方に、色々とお話を聞く事も出来て参考になりました。ありがとうございました。

さあ、続いてOB宅訪問です。

写真撮影&ブログ掲載もOKとの事ですから、ホドホドにご紹介します。

まずは真っ白い外壁材とサッシのお話です。

 

どちらも、白い塗り壁に樹脂サッシと言う組合せです。

左側がOB宅、スイス漆喰『カルクウォール』で、右側が恥ずかしながら私の家になります。

アイカのジョリパットです。

どちらの家も築5年を経過しています。

樹脂サッシは帯電する為、どちらも埃が積りやすく薄汚れていました。

両者の大きな違いは、サッシ下の雨染みです。

カルクウォールは帯電しません。汚れを引き付ける事もありません。強アルカリの為、藻やカビの発生も防ぐ事が出来ます。

ジョリパットは、塗膜により、汚れがつきにくくなっているはずでした。でも帯電する為汚れを引き付けてしまったようですね。

防汚性能は、明らかにカルクウォールの勝ちみたいです。

どちらを選ぶか悩んだ末にジョリパットを選んだだけに、かなりガッカリしました。

防水性能に若干の不安を感じた上に、価格が高いというのが不採用の理由だったんですが、防水性については特に問題無いようですし、価格に至ってはこの結果を見ると・・・。

今後の採用について、真剣に検討する必要がありそうですね。

目を惹いたのが、写真のオールドドアでしょうか。

でもコレはナカナカ勧められないかな~。

 

そして、吹抜けになったリビング兼ホールに据え付けられた薪ストーブです。

裏に立て掛けられたオノに気づかれたでしょうか?

家の廻りから集めた木を乾かし、鋸で切り、オノで割って薪を作っているそうです。

暖房はこのストーブ一台、冷房はエアコン一台で賄っているとの事でした。

玄関からホールにかけて、モルタルで仕上げられた土間になっています。

そこに置かれたソファーの後ろには、緑が一望出来て最高でした。

 

ダイニングテーブルとキッチンセットです。

おしゃれの一言に付きました。

壁および天井は『チャフウォール』と言う、ホタテの貝殻でつくられた自然塗料で仕上げられた紙クロスでした。

空気浄化作用が高く、臭いや湿気を吸収してくれます。

なんとなく、薪ストーブの香ばしい香りが漂った実にステキな空間でした。

 

写真は洗面脱衣室と、そこから見える外の景色です。

壁は、湿気対策としてカルクウォールになっていました。

床はタイル仕上です。

お風呂の写真は撮影しませんでした。

階段に付けられた『壁手摺』もこだわりの逸品だそうです。

既製品は使いません。とおっしゃっていました。ナルホド、味がありますね。

階段を上がると。プライベートルームになるそうです。

残念ながら、こちらは見学NGでした。

当たり前ですよね・・・。

この地域では、40坪で2000万円が標準的な価格だそうです。

FPの家ではまず不可能な価格だと思われますが、「建坪を小さくしてでも、こんな家に住みたい!」と言う方がちゃんといるようですね。

「断熱なんてどうでもいいよ。」と言う方とはお仕事をしないそうです。

「金額的にはきびしいけど、なんとかFPの家にしたい!」

と言う方に出会うと、俄然力が入ると言っていました。

施主自信による、セルフビルドも当たり前に行っているそうです。

こちらは、2軒目の外観写真です。

サッシは樹脂製、外壁はカルクウォール。そして屋根はフレンチ瓦です。

この瓦、我が家で採用したかったのに諦めたものなんです。

やっぱり、これにすれば良かったかなぁー。残念・・・。

木製玄関ドアと玄関庇に付いた木製腕木の感じも、我が家と同じテイストです。

なんか親近感沸くなぁー。

玄関を入ると、ウォークインクローゼットへの入り口がありました。

アールの開口に小さなウェスタンドア、可愛い・・・。

ニッチには小物がおしゃれに飾ってあります。

窓枠はありません。膳板といわれる窓台だけの仕様になっています。どうやらこれが標準的な仕様のようですね。

窓枠を4方に回すと可愛くないとの事でした。

 

キッチンの写真です。

まるでカフェみたい。こだわりが溢れています。

 

階段の下には、オープン棚。手摺棒はアイアンと、例の角材です。

 

 

カーテン・照明・ハンモック、全てお客様が取りつけたとの事でした。

業者さんなの?

一般の方のようです。

壁のカルクウォールもご自分で施工されたとの事。一同唖然としました。

 

寝室とクローゼットの間に取り付けられたスクリーンもいい雰囲気を出していました。

 

ニッチや古めかしいスイッチプレート、巾木ではなく雑巾摺を使う辺りがいかにもこだわり住宅です。

なによりも、お客様と設計・工事スタッフが一緒になって家づくりを楽しんでいる様子が目に浮かびました。

少し羨ましく思えたりして・・・。

近々、完成現場見学会があるそうです。

お客様がせっせと飾りつけをしていました。

さっきから動き回っていた女性が、お客様とその妹さんだったんです。

家を見に来る方々に、素敵な家を見ていただきたい。

という想いがヒシヒシと感じられました。スゴイ!

 

こんな家づくり、他にはナイヨ

勝手に命名しました。

類は友を呼ぶ

ルイトモシステムが実に機能しています

うちも是非採り入れたいシステムだと思いました。

 

感情が高ぶったまま、親睦会になりました。

たのしい語らいの場であった事は、言うまでもありません。

施主の皆さま

スタッフの皆さま

素敵なおうちを見せて戴きありがとうございました。

折角のご厚意ですから、『良い家づくり』に活かしたいと思います。

機会があったら、また遊びにいきますね。

その時もよろしくお願いしまーす。

  

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