お尻だって洗ってほしい

今日は水曜日。

アセットフォーの定休日です。

のんびりと身体を休めたいとは思うものの、なかなかそうはいきません。

今日も家族サービスの一日になりそうです。

せめて、トイレくらいは、ゆっくりと入りたいものですね。

こんな話はいかがでしょうか?

フランス人は体を洗うのに、大抵シャワーを使うそうです。

しかし昔のシャワーは壁に固定されていて、身体全体をザッと洗う事は出来てもお尻や性器などの細部は洗えませんでした。

ビデの普及にはこうした理由があったようですね。

ビデはルイ14世の時代からフランスでは使われていました。

18世紀になると、女性ばかりではなく男性も金属製の携帯用ビデを持っていたようです。

洗うといえば、「お尻だって洗ってほしい」の広告コピーで一世を風靡した『TOTOのウォシュレット』があります。

それまでの『お尻は拭くもの』という概念を、すっかり覆してしまいました。

でも、このウォシュレット・・・。

実は18世紀にも存在していたのです。

当時のフランス王妃『マリーアントワネット』がこれに似たものを使っていました。

それが『英国式トイレ』です。

壁の長円形のくぼみに嵌め込まれた大理石の便器で、板で出来た腰掛けがついていました。

便座の上には銅製の環が4つあって、2つは便座の高さを上下させるためのものと便器の蓋の開け閉めをするためのもの。

残りの2つは便器の洗浄をするためのものと、便器の中央から水が噴出し陰部を洗うためのものです。

残念ながら、画像は見つけられませんでした。どんな構造でどんな風に使われていたのか・・・。興味は尽きません。

でも、ビデの画像はありました。

『ビデ』は、18世紀初頭にフランスで誕生しました。

当初は木製の細長い形のタライに脚をつけたものでした。

これにまたがって局部を洗っていたので、子馬を意味するフランス語の「ビデ(bidet)」と名付けられました。用便後の肛門の洗浄、女性の小用後や生理時の局部洗浄、足洗い、足湯にも利用できるので大変重宝され、世界中に広まりまったと言います。

19世紀にも、ウォシュレットなるものが紹介された事があります。

これは1867年の万国博覧会に出展されたもので、排便後にヒモを引けば水が噴出しお尻を洗います。

今のウォシュレツトとよく似た構造でしたが、その当時はだれも気に留めなかったようです。

日本では、東洋陶器(現TOTO)が大正期に商品化したにも関わらず、住宅に設置されることはほとんどありませんでした。

それが今となっては、お尻も手や顔と同じ人体の一部であり、綺麗に洗うのが当たり前という発想がようやく受け入れられています。

最近では、中国の方々がわざわざ秋葉原まで来て『爆買い』しているウォシュレットですが、そこには長い苦難の歴史があったようですね・・・。

 

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    posted by Hoppy Red

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