壁紙小史(続)

『FPの家 Y邸』

ようやく糊付機を設置しました。

どうやら、クロスの糊付けも今日貼り込む分は終わったようですね。

糊付機による糊付けのイメージ写真です。

こんな感じにクロスに糊を付け、指定した寸法に切断してくれる便利な機械です。

写真は糊付けされたクロスをビニール袋に入れて保管している様子です。

糊が乾燥しないようにしています。

上図のように、気をつけて折っているそうです。

上手に折らないと、貼る際に手間取ってしまうようです。

1階洗面脱衣室から、貼り方開始です。

あと3日もあれば、貼り終わりそうですね。

さぁ!

壁紙小史の続きです。

今日のように一般の建築に壁紙が盛んに用いられるようになったのは、第二次世界大戦後(昭和28~29年頃)からと言われています。

壁紙の製造は昭和24年前後に徐々に再開され、当時の進駐軍向けの需要が出始めました。

その後世情が比較的安定し始め、洋風建築が登場するようになると、そのインテリアに相応しい壁面仕上が求められました。

当時の流行は洋服の芯地や麻布を貼る事でした。

これらは建築現場に持ち込まれ、そこで和紙を裏打ちされましたが、工場生産による裏打ち品を製品化する企業も現れ始めたと言います。

この頃、紙をベースにした塩化ビニール製レザーを襖や壁紙用として製品化する企業もあったようですね。

織物やビニルの壁紙は、戦後の復興期の建築ブームの中で内装に新たな可能性をもたらしたものとして好評を博しました。

その後も急速に普及を見ましたが、この一因として建築工法の変化(乾式工法化)が大きかったと思われます。

工場生産されたボード類を躯体に取付けそこに仕上を行う工法では、従来の湿式仕上材に替わって壁紙のような貼り物が、簡単でしかも見栄えが良い材料として認識されるようになりました。

つづく・・・。

 

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    posted by Assed Red

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