コウモリ等の侵入を防ぎます。

『FPの家 H邸』

こちらのお宅から、新商品を採用する事になります。

新しい商品はコレ!

 

日本住環境株式会社の『防虫ベンツSL』です。

上図のように、外壁通気層の下端(土台水切の上端)に取り付けます。

外壁が仕上がってしまえば見えなくなってしまう部材ですが、採用するにはそれなりの理由があります。

 

 

土台水切と外壁の間には、通気層と呼ばれる空気の通り道があります。

ここを『ネズミ』や『カメムシ』、『コウモリ』や『ハチ』等が巣や通り道にする可能性があります。

またFPの家のは、建物外側の壁に壁厚いっぱいの硬質ウレタンが充填されている為、電気配線が通りません。

一旦電気配線を外壁防水紙の外側に貫通させ、通気層を縦に上がり下がりした所定の位置で再度外壁防水紙を貫通させる納まりになっています。

強い風が通気層を通ると、こうした配線や防水紙の重なり部分のバタツキ、音を立てる場合もあります。

これらを防ぐ為に有効だと思われるのが、この『防虫ベンツSL』という訳です。

 

 

ポリプロピレン及びポリエチレンで出来たハニカム構造は、充分な通気性を確保できます。

3層になった本体をスライスする事で、15mm・18mm・21mmの通気層に対応可能です。

防大手ハウスメーカーでは、通気層部分からのネズミの侵入が騒がれていましたが、有効な対策だと思われます。

 

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