セーターとTシャツ

アセットフォーは今日から4連休。

世間の皆さんのシルバーウィークとは、少しずれているんです。

生憎の天気ですが、気を取り直してリフレッシュ休暇にしたいものです・・・。

今日は、『断熱』にちなんだ話を書きたいと思います。もしかしたら以前にも書いているかもしれません。

もし、そうであってもご勘弁ください。

真冬に濡れたセーターを着て外に出掛ける人はいません。

でも外出中に雨にあってしまったら、着ているセーターはびしょびしょです。

もし、それが冬であれば・・・。

どんなに暖かいセーターを着ていても、濡れてしまえば寒くなりますよね。

これは、セーターの中に入った水が熱を伝えるのが原因です。

乾いたセーターは、ウールに含まれている空気が断熱材になって暖かさを守ってくれます。

風が強い時には、ウインドブレーカーを着ましょう。

セーターの中に風が入るのを防ぎ、温度が下がるのを防いでくれます。

ではウインドブレーカーを羽織り、その中にTシャツを着たらどうでしょうか?

乾いたTシャツ一枚では、風を防ぐ事が出来てもやっぱり寒いでしょうね。

寒い真冬の外出には、風を防ぐ上着を着てその中に暖かいセーターを着るのは常識ですよね。

でも、何故か・・・

ご自宅を例えると、濡れたセーターか薄いTシャツ一枚、上着なしのセーターだけ。

なんて事が多いんです。

濡れたセーターは繊維系断熱材です。

多くの家では、気密・防湿シートの施工を行っていません。行っているつもりの家もあるでしょうが、そのほとんどは不適切な気密・防湿施工をしている為、せっかくの苦労も何の役にも立っていません。

こうした家では、壁の中で断熱材が結露を起こしびしょびしょです。

試しにコンピューターによるシュミレーションでは、壁内の相対湿度が夏の4箇月間を除いて80%を超え、カビの発生の危険をはらんでいるそうです。

薄いTシャツは断熱材が薄すぎるという事です。

昔の家は、ほぼこれでしょう。

今時、厚さ100ミリのグラスウール(16K)では・・・。

上着なしのセーターは、暖かい断熱材だけの家を言います。

防風層や気密・防湿層が無い為、セーターの保温効果を充分に発揮する事が出来ません。

丸首セーターととっくりセーターをイメージしてください。

寒い冬、どちらが暖かいでしょうか?

袖ぐりの細いものと太いもの、どちらがスースーしますか?

答えはカンタンだと思います。

隙間がより小さい方が、そこから逃げる熱が少なく暖かいんです。

マフラーなんかも有効ですよね。

このような状態を家の場合、気密性が高いと言います。

ですから気密性が高い家は隙間から熱が逃げる事がありません。

暖かいセーターはありがたいけど、少し動くと汗をかいてしまう。

なんて事もありますよね。

そんな時はどうしますか?

セーターを脱ぐなんて答えは勘弁してください。

断熱材を取り除く事は出来ません・・・。

例えば、襟元を開けるとか、裾をひらひらと仰いでセーターの中の暖かい空気を外に逃がしませんか?

これが換気に当たります。

換気が足りないと、セーターが汗で湿ってしまいます。

これが結露です。

放っておけば、セーターも断熱材もカビてしまいます。セーターは干せるけど、断熱材を干す事は不可能ですよね。

 

断熱・・・熱を断つ。薄いよりは厚いセーターの方がいいですよね。

気密・・・隙間を無くし、逃げる熱を無くしましょう。

換気・・・籠った熱や湿気は、すばやく放出しましょう。臭いだって同じです。

防湿・・・セーターが雨や汗で濡れないようにしましょう。

防風・・・目の粗いセーターでは、風が吹けば寒くなります。風を通さない上着は必要です。

 

家に関するキーワードは色々ありますが、どうもわかりにくいように感じます。

もっとわかりやすい名称に変えた方がいいんでしょうかね・・・。

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  posted by Hoppy Red

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