快適温度

今日の練馬区はまあまあの天気です。

今のところは快適と言えそうです。

でも本当に快適なのかなぁー?

最近の私は、少し懐疑的になっているのかも知れません。

先日のセミナーで、『快適性モデル』について説明を聞いて来ました。

快適性を決定するのは、人間側の2要素と環境側の4要素なんだそうです。

『PMVやPPD』を含めた多くの快適性モデルは、この6要素を基に人体内部からの代謝熱がちょうどよく周辺環境に放出されるかどうかを判定する事が出来ます。

PMVは快適な皮膚表面温度と発汗量の範囲で代謝熱と放熱量がバランスよくなるかどうかを示し、PPDは不快と感じる人の割合を示します。

PMVが-0.5~+0.5の間であれば不快な人の割合は10%以下になるので、ほぼ完全に快適と言っても差支えありません。

下記のページでPMVおよびPPDを調べる算出する事が出来ますので、ご興味のある方はお試しあれ!

http://comfort.cbe.berkeley.edu/

但しいくつかの必要なデーターがありますから、それなりの測定機器が無いと無理かも知れませんね。

また、日本語で書かれていないのも辛い所です。

前先生の書いた簡単なマニュアルを見てみましょう。

これを見ると、以下のデーターが必要になるようですね。

1.乾球温度

2.放射温度

3.風速

4.湿度

5.代謝

6.着衣

1及び3・4は問題ないですよね。

2は放射温度計が必要になります。

5の代謝は次の資料を見て、選んでみましょう。

6の着衣も次の資料を見て選んでください。

例えば、10月16日午前9時37分現在の弊社事務所裏駐車場に立つ私のPMV・PPDを算出しようとするとこんな感じになります。

1.乾球温度:22.10℃

2.放射温度:32.0℃

3.風速:0.5m/s

4.湿度:47.9%

5.代謝:立位ですから1.2メット

6.着衣:上下とも長袖の作業着ですから1クロ

これを先述のページで入力してみました。

結果をご覧ください。

PMVは-0.13ですから、代謝熱と放射熱がほぼ釣り合っている状態です。

快適な皮膚温度・発汗量で快適な状態と言えそうです。

PPDは5%、問題ありません。

標準新有効温度SETは相対湿度50%、着座の状態で着衣量0.5クロ、風速0m/sの時の気温を示していますが、これは24.5℃となっています。

どうやら『快適』なようですね。

ちなみにこの状態を不快指数で示すと67.78となり、ミスナールの体感温度で示すと18.7℃になります。

ブログ中の資料は前先生の著書『エコハウスのウソ(増補改訂版)』より抜粋させていただきました。

いつもありがとうございます。

 

少し前までの暑さ・湿気を考えると、うそのようですよね。

秋は現場の作業も進みます。

でも残念ながら、今日は日曜日。

現場の作業はお休みです。

明日の雨、なんとかならないかなぁー。

 

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