『床下エアコンの家』体験記

北海道からの帰り道

弊社取引先の、株式会社キムラが運営している

『SKOG(スコーグ)のいえ』に寄ってみました。

ホテルを出る時の気温は10℃、湿度は80%、風速は2.0m/s位だったと思います。

ごめんなさい、控えるの忘れました。(昨夜のお酒が残っていました・・・。)

ロゴも中々かわいいですよね。

こんな感じの分譲地内に建っている展示場です。

看板はこんな感じでした。

 

外構は極めてシンプル、最近マルシェを開催したそうで人工芝が敷き詰めてありました。

雨樋もアプローチ上にしかありませんでした。

雪の為、取り付けないのがスタンダート。

来客に雨垂れがないように、特別に設けているそうです。

(途中から雨が降り出し、建物の裏を歩いていると雨垂れで困りました。)

ナルホド

室内はこんな感じです。

  

タイル貼りのキッチンセツト

レンジフードは同時給排タイプになっていないそうです。

リビングのTVボードの下に話題の床下エアコンを発見!

グリルを外して、本体を覗いてしまいました。

ダイニングスペースはこんな感じです。

 

洗面キャビネットもタイル貼りです。

 

2階洋室とウォークインクロゼットとなります。

小物も含めて、全て販売しているそうです。

商材のラインナップがバラエティーに富んでいて凄いんですよ。

 

北海道に建つ『等級4』の建物です。

壁・天井ともにセルロースファイバーらしいですよ。

もちろん基礎断熱です。

床下エアコンの関係でC値は1.0㎠/㎡以下になっているようです。

 

案内してくれた方がおっしゃっていました。

「断熱オタクの方が見えるんです。色々と聞かせてくれますよ-。」

「でも、特に温熱には力を入れてないんです。」

「どちらかと言えば内装を見てください。」との事。

こんなボードが貼ってありました。

ちなみに、天井・壁がすべて95%ゼオライトを採用しています。

1階はコテ仕上、2階はローラー仕上でした。

床は全て無垢フロアーの自然塗料仕上です。

階段も無垢でしたね。

 

スイッチプレートも可愛かったですよ。

でもしっかりと体感させていただきます。

だって、目的は床下エアコンですから・・・。

断熱・気密ネタは封印しました。

延べ床面積は108.89㎡(32.99坪)

1階に床下エアコン(5.6kw)×1台

ダクトを床下に配管し、効率良くに温風を吐き出します。

床下を暖めるとともに木製グリルから室内に暖気を送るシステムのようですね。

ちなみに他の床下エアコンと違い、保証がついているのでご安心ください。

2階は予備エアコン×1台(ごめんなさい、サイズは確認しませんでした。)

何しろ、2階には暖房が入っていませんでした・・・。

床下エアコンからのダクトを1本だけ、2階廊下に引っ張っています。

何故1本だけなんだろう?

冷房も床下エアコンで行うと言っていましたね。

冷気が床下に滞留して、足元が冷えすぎませんか?

と聞いてみましたが、「問題ありません。」との事。

試していないので、わかりません・・・。

熱交換(効率90%)換気システムを採用しているそうですが、相対湿度は59%位になっていました。

なかなか快適でしたよ。『無感』って言うんですかね。

暖かくもなく、寒くもなく。

歩き回っていたら少し暑くなってきました。

さあ、いよいよサーモカメラの登場です。

事前に撮影許可は戴いていました。

でも、サーモで撮影する人はそうそういないそうですよ。(苦笑い・・・。)

一緒に画面を覗き込んで、関心していました。

充填断熱だから仕方ないんでしょうね。

入隅部が熱橋になっています。

木製トリプルサッシを採用しているんですが、思ったよりも温度が低くなっています。

コールドドラフトも気になりますね。

樹脂スペーサー仕様のU値0.95W/㎡Kというスペックです。

話を聞いてみると、今日の為に急遽暖房を付けたようですね。

まだまだ建物自体が充分に暖まっていなかったのかも知れません。

 

木製玄関ドアの性能をチェックしてみました。

U値0.78W/㎡KのHDF材使用タイプです。

やはり、金物廻りが青いですね。

もちろん、敷居付近も青くなっていました。

以前に実物を見せて戴いた時も、気密性に疑問を持っていました。

パッキンの構造や金物の仕様に不安を覚えたんです。

もちろん、国内メーカーの断熱ドアに比べれば充分な性能なんでしょうが・・・。

もうひと工夫欲しいと思いました。

外から見るとこんな感じです。

冷たい雨がパラパラと降り始めていました。

帰る頃には雪になっていましたし、風も強かったので、屋根の温度は相当低くなっていますね。

ちなみに屋根は砂付のガルバです。雪止め不要との事。

床下エアコンの本体です。

交換器が結構熱くなっていますね。

吹き出し部の木製グリルもそれなりの温度になっていました。

どうなんでしょうか?

当初から思っていた通り、温度ムラがあるように感じました。

22~24℃くらいの間であれば問題ないという事なんですかね。

普通の床下点検口を採用している為、点検口の蓋は凄い事になっていました。

乗ったらすぐに足裏に汗をかいてしまい、不快ですよね。

これは改善の余地ありと判断しました。

これが2階廊下の床下エアコン吹き出し口です。

やっぱり建物が暖まっていないようですね。

2階全体が少し寒く感じました。

1階タイル床部分も割と快適でしたよ。

蓄熱の為というより、インテリアとしてのタイル床なんでしょうね。

窓から侵入する日射熱を蓄熱する事は無さそうです。

木製グリルは良く出来ていました。床材と面イチで納まります。

そうなんですよね。つばの部分が出っ張っているタイプは割れが心配ですよね。

グリルの裏に脱着可能な目の細かい網がついていて、清掃性もバッチリのようです。

床下を覗いてみましたが、グリルからの落下塵も見当たりません。

このグリル、合格です。

 

もっと寒くなった頃、しっかりと暖房が行き届いた状態でもう一度体感したいですね。

基礎断熱+床下エアコンは思ったよりは快適でしたが、やっぱり床断熱の方がムラも少なくて良いと思いました。

でも床暖房よりはかなりマシですよね。

床下冷房は個人的にはちょっと否定的です。

どちらかと言えば小屋裏エアコンとの併用を体感したいと思います。

夏は涼しい北海道ですから、ゼオライトの調湿効果で冷房は必要ないのかも知れませんね。

こちらも体感したいと思います。

温度・湿度のデーターもあるそうですよ。

是非見せて貰いたい。

伊藤さん、手配お願いしまーす。

スコーグのいえ/札幌モデルのHPを貼っておきました。

興味のある方はご覧ください。

でも、スペックについては書いてありません。

あくまでもインテリア・エクステリアが中心の家のようですね。

http://skogno-ie.jp/skog%E3%81%AE%E3%81%84%E3%81%88%E3%83%A2%E3%83%87%E3%83%AB%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%A0/#sapporo1

短い時間、駆け足の体感視察でした。

お付き合い戴いた、濱谷様(開発担当者との事、色々とご説明戴きました。)

セッティングして戴いた伊藤様

そして、視察をご許可戴いた川上専務、ありがとうございました。

なかなか素敵なモデルハウスでした。

色々と参考にさせて戴きます。

 

良い2泊3日になりました。

最後の食事は。もちろん海鮮丼です。

サッポロビールクラシックも、堪能する事が出来ました。

さあ、『不易流行』を考えましょう。

そして実践しましょう。

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posted by Asset Red

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