CO2を取り除く海洋の重要性

地球温暖化による気候変動を防ぐためには二酸化炭素(以下、CO2)やメタンといった『温暖化ガス』の排出を抑制する必要があります。

化石燃料の使用をだだちに止めるのも手段のひとつですが、発生したCO2を取り除くのも有効です。

今回からしばらくの間は、大気中のCO2を吸収する海の役割についてを何回かに分けてご紹介したいと思います。

自然環境の中にあって大気中のCO2を取り除く働きをすると言えば、CO2を光合成という栄養補助源として活用している森林などの植物群が有名です。

でも、皆さんは海や土壌もCO2の排出・固定化に一役かっている事をご存知でしょうか。

土壌のCO2の固定化には、人工的な石油・ガスの採掘後の井戸などを利用し炭素を貯蔵する方法などもありますが、このような人工的な方法よりも自然に土壌に吸収されるCO2の方が遥かに多いと言われています。

中でも海には、CO2の吸収に生物が主要な役割を担う『生物ポンプ』という方法と、生物が介在しない『溶解ポンプ』という2つの方法があり、CO2の蓄積・固定化を行っているんです。

意外に思うかも知れません。

CO2の蓄積で最も大きな役割を担っているのは陸の植物群ではありません。

実は海なんです。

海のCO2吸収量は毎年人類が排出するCO2の25%に相当すると言います。

地球温暖化による気候変動にブレーキを掛けているのは、海の働きといっても過言ではありません。

その一つは陸の植物群と同じように光合成でCO2を使用する『生物ポンプ』によるものです。

そして生物が介在しない、天候などの自然現象で海水中にCO2を蓄積する働きを『溶解ポンプ』と言います。

生物ポンプと溶解ポンフ゜、いったいどんなものなんでしょうか?

次回はそれをご紹介します。

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