2020年問題?(2)

世界規模の気象変動と古くて新しい2020年問題について、何回かに分けてご紹介しています。

2回目は、いよいよ本題です。

2020年問題とは、1970年に世界の英知を集めてローマで開催された『ローマクラブ(ローマ賢人会議)』の提言『成長の限界』を源にしています。

この会議は、このまま人口が増え続けた場合、食糧と水の枯渇で人類は100年後に滅亡の危機を迎えるだろうという提言から始まりました。

その分岐点となる年が、ローマクラブ開催から50年後に当たる2020年頃だろうという予測です。

人口は予測通りに増え続け、アフリカでは今年もまた各地で大干ばつが起きています。

ソマリアの海賊問題が世界的に騒がれていますが、これもまた食糧問題であり、食えないからこそ海賊行為を行わざるを得ないという現実があります。

ソマリア政府は既に統治権を失っているようで、アフリカには第2第3のソマリアが生まれています。

この人口問題に拍車を掛けるように環境問題が、さらなる悲劇を助長しています。

紛争地域といわれるアフガニスタンやパキスタン、中東もまたその根本には食糧問題と水問題が復興の足を引っ張っているのです。

資源の激減、一人当たりの食糧のピーク、一人あたりの工業生産のピーク。

人口は増え続け、2050年にはそのピークを迎えます。その後は大幅に減少するという予測はまず外れる事はないでしょう。

2020年を境にして、食糧も工業製品も人間が生きていく上で必要なものは急激に減少していきます。

でも人口だけは増え続けていきます。

食糧不足で餓死するのか、シリアのような地域紛争が多発するのか・・・。

ローマクラブのシナリオでは、下図のような放物線で人口や全てのものが減っていきます。

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  posted by Hoppy Red 

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