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ちょっとした事件が起きました。
といっても、たいした事ではないんです。
現在着工準備中の現場でのアクシデントをご紹介します。
古いお宅の解体工事を行いました。
前面道路には写真のような排水マスがあります。
ずいぶんと古い物のようですね。
排水管の深さを確認するために、蓋の中央にある細い針金製の取っ手を持って持ち上げました。
「あっ！」
「えっ！！」
まさかの事態、発生です。
蓋が壊れて、排水マスの中に落ちてしまいました。
道路に這いつくばり、手を伸ばして取り出した排水マスの蓋のなれの果て・・・。
鉄筋も入っていないんですね。
サイズを測ってみると、直径43ｃｍ×厚さ50ｍｍありました。
取り敢えず廻りにコンクリートブロックを立て、社員をガードマン代わりに立たせました。
通行人がうっかり穴に足を落としては大変です。
最初の写真は、その時のものでした。
まずは、コンクリート建材の問屋に電話を入れてみました。
既成コンクリート製蓋を探してもらおうと思った訳です。
でも中々見つかりません。
サイズ的には似たようなサイズの物はあるんですよね。
写真はネットから拝借しました。こんなイメージでしょうか。
でも、大抵は円盤状になっていて上も下も同じ直径になっています。
今回壊れた蓋は、なぜか上よりも下の方が30ｍｍほど直径が小さくなっているんです。
つまりエッジにテーパーがついている・・・。
ちょうどいい物は見つかりそうもありません。
仕方ないので、ディスクグラインダーを使い加工する事にしました。
でも入荷には時間がかかります。
応急処置をしました。
ホームセンターで半円形のカウンタートップを2枚購入し、サイズ等を合わせる加工をしました。
でも、厚さが足りません。
ガラ袋に土を入れ、道路と平らになるようにして完成です。
これでひと安心。
試しに乗ってみましたが、問題なさそうです。
コンクリート蓋が届き次第、加工して設置します。
解体時に重機が載って弱くなっていたのでしょうか？
通行人が載って、割れたりしたら大変な事になっていました。
不幸中の幸いでしたね。
見た目はヒビもなく、何の問題もなさそうだったのに・・・。
こんな経験は初めてです。
posted by Assed Red
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