住まいの敵

中野区のホームページに、こんな記事があります。
最終更新日 2009年12月7日 | ページID 001772 | 

アメリカカンザイシロアリにご注意を

アメリカカンザイシロアリの羽アリ
アメリカカンザイシロアリの羽アリの写真

関東近辺にいる在来種のヤマトシロアリは、風呂場などの水気のあるところで発生しますが、アメリカカンザイ(乾材)シロアリは乾燥に強いため、家の柱や家具などの乾燥した木材に巣を作り食い荒らします。シロアリを知らずに長期間放置しておくと、建物への被害が広がりますので、下記の兆候等で早期発見することが大切です。

羽アリの発生
6月から10月にかけて壁の間などからヒラヒラと飛び出します。(羽アリは白くありません)

ふんの発見
和風だしのような顆粒状のサラサラしたふんが壁の間に落ちています。

駆除や防除工事の相談は、下記の社団法人日本しろあり対策協会へご連絡ください。

 社団法人日本しろあり対策協会 関東支部
 TEL:03-3341-7825
 FAX:03-3341-7830

アメリカカンザイシロアリについて詳しく知りたい方は、以下のページをご覧ください。

http://www.city.tokyo-nakano.lg.jp/dept/475000/d001772_d/fil/d11100133_1.pdf

どうやら中野区の某商店街でアメリカカンザイシロアリ(以下、アメカン)の調査が行われたようですね。

驚いたことに、商店街の軒先のあちこちにカンザイシロアリの特徴ある糞が散乱し、被害の深刻さを伺わせていたそうです。

中野区は、日本でも有数のカンザイシロアリ生息地のようです。練馬区のすぐ近くなんですよね・・・。

アメカンって、こんなシロアリです。

1976年に東京都江戸川区で発見されて以来、現在まで色々な所で見つかっているそうです。

中野区もそのひとつなんですね。

従来のシロアリと異なり、特別な巣や蟻道を作りません。

乾燥した木材中に坑道を穿ち、小集団で生息しています。

水を必要とせず、ピアノ・ステレオ・タンス・ドレッサー・机などの家具類や乾いた木材を食害します。

被害材の食害孔から乾いた砂粒状の糞を排出するのが特徴です。

以前にボレイト博士から頂いた『アメカンの糞』を撮ってみました。

あまり綺麗に撮れないんですけど・・・。

本当に小さい粒なんです。直径は1mmもありません。

こんなのが落ちていてもわからないと思います。

でも、コレを見つけた時はすぐに白蟻対策を行いましょう!

そのまま放っておくと、被害が拡大する一方です。


シロアリの生息範囲もだいぶ変わってきたそうですね。

北上が続いているようですよ。

これも地球温暖化のせいなんでしょうか?

怖い怖い・・・。

木材の含水率を下げる

床下の通風を良くする

など、従来のシロアリに対して有効な対策もアメカンには効きません。

羽蟻が侵入し、乾燥材のわずかな水分で生きられます。

その被害は家全体に及び、そこかしこに巣をつくります。

駆除は困難を極め、3年にも渡るケースもざらにあるそうです。

従来の防蟻処理は、イエシロアリ・ヤマトシロアリによる食害が保証対象です。

つまりアメカンによる食害は対象外なんです。

アメカン対策をお考えの方は、ホウ酸による木材劣化対策を行いましょう。

ホウ酸は、米国カリフォニア州や西トルコの鉱脈で採掘される『ホウ酸塩鉱物』を精製して作られます。

海水や淡水、岩石・全ての植物・土壌にも存在する天然物なんです。

18世紀につくられたバイオリンの名器『ストラディバリウス』の防虫対策として、ホウ酸が使われているのは有名な話です。

ホウ酸による防蟻・防腐処理は1930年代のオーストラリアで始まりました。

1950年代にはニュージーランド、1980年の初めからアメリカでも使われています。

全ての構造材に防蟻処理が必要な米国ハワイ州では、1980年代からそのほとんどをホウ酸で処理しているそうです。

欧米諸国では、ホウ酸処理が一般的なんです。

もちろん、アメカンに対しても有効です。

シロアリ研究の世界的権威であるフロリダ大学のナンヤオ・スー教授は

「全ての未処理材にホウ酸水溶液を噴霧する事が、もっとも有効なシロアリの予防方法だ。」

と発表しています。

ご存知でしょうか?

植物はホウ酸が無いと枯れてしまいます。

全ての植物は微量のホウ酸に依存しながら繁茂を続けます。

必要なホウ酸は大地や水から摂取します。

人間はと言えば、必要なホウ酸を植物から得ている訳です。

つまり、ホウ酸は植物や人間にとって不可欠なものなんです。

でも生物は細胞のホウ酸濃度が一定以上になると、代謝が停止し死んでしまいます。

血液浄化作用を持つ哺乳動物は、細胞に届く前に尿で排出する事が出来るので安心です。

でも腎臓を持たない昆虫などには、効果テキメン!

耐性を持つこと(摂取を続ける事で効果が薄くなること)もないそうです。

鉱物由来のホウ酸は、分解や揮発することがありません。

効果が低下しないということです。

グラフ上段の合成殺虫剤は5年程度で揮発し、効果が無くなってしまいます。

でもグラフ下段のホウ酸は、長期に渡り効果を維持することが出来ます。

揮発しないので、室内空気を汚す事もありません。

腐朽菌・シロアリ対策の代表的対策は以下の4つです。

①合成殺虫剤・・・新築時の価格が安いのがメリットです。でも5年毎に再処理が必要です。健康被害も心配です。

②ベイト工法・・・人体への影響はありません。高価でアメカンや腐朽菌に対する効果はありません。

③加圧注入材・・・効果は持続します。ただし処理できる材が限られています。また金物への影響が懸念されています。

④ホウ酸処理・・・安心・安全で効果が持続します。新築時の価格が安くありません。処理後の雨対策が重要です。

是非やっておきたい『アメカン対策』

弊社では、日本ボレイトのボロンdeガードをお勧めします。

新築時に処理を行えば、15年という長期保証が可能です。

責任施工で、処理後の雨対策も安心です。

全ての構造材に処理を施す『全構造処理』と、一般的な処理、1階全部処理の3コースを選択することができます。

世界基準の『ホウ酸』による木材劣化・白蟻対策で、あなたの大切な住まいを守ってみませんか?

という話でした。

https://www.assetfor.co.jp

posted by Hoppy Red 

所:東京都練馬区北町2-13-11

電話:03-3550-1311  

東武東上線 東武練馬駅下車5分

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