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弊社の取引先より、以下のようなお知らせが届きました。
米ヒバ製材の最大手メーカー『株式会社サイプレス・スナダヤ』が米ヒバKDの生産を2017年5月をもって中止するそうです。
ちなみに米ヒバという単語を調べてみると、こんな事が書かれていました。
米ヒバは学名をChamaecyparis nootkatensis (D.Don) Spachと言い、別名「アラスカイエローシダー」と呼ばれています。
北米大陸北部西海岸沿いが主な産地であり、天然林として管理され、計画的に伐採が行われている大変有用な樹木です。
学術的にはヒノキ科ヒノキ属で、世界的にも数少ない桧の一種です。
この木が我国に紹介された時、木材業界が材色は白色に近い淡黄色で「青森ヒバ」に似ている事から、「北米ヒバ」という意味で『米ヒバ』と俗称をつけたといいます。
今年はカナダの積雪が多く、丸太の伐採が進まなかったことから現地出荷量が思いの外少ないのが原因のようですね。
アメリカでは旺盛な米ヒバ需要があるため、長期的に見てもまとまった仕入は期待できません。
ということで、今後は米ヒバに変わる新しい樹種への変更をお願いしていました。
弊社も以前は米ヒバKDを土台材として採用していましたが、最近は国産檜の芯持ちKDに変更しています。
打合せ中のお客様の中にも、米ヒバ材を提案しているケースはありません。
とりあえず、ホッと胸を撫で下ろす思いです。
posted by Asset Red
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