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だんだん暑くなってきましたね。
梅雨もすぐそこまで来ています。
臭いに関連する、ひとつデータをご紹介しましょう。(都市生活レポート「ファミリー世帯の洗濯と乾燥2013」より)
室内干しをしたくない理由を各年代別に聴いたところ、洗濯物から出る臭いが原因のようなんです。
そうした意見は若年層ほど顕著に顕れています。
若い世代ほど、周りを気にする傾向があるようですね。
もしかしたら臭いを気にすることと、周囲に気を遣うことは何らか関連があるのかもしれません。
でも雨が続けば、室内干しも致し方ありません。
エアコンや除湿器をフル稼働して、対応するしかないでしょう。
ご存知でしょうか?
家の中の臭いが気になるのって、換気不良が原因です。
残念ながら換気扇は、稼働しているだけでは充分な空気の入替えを行えません。
空気の出入り口を明確にする事。
空気の流れをシンプルにする事。
上記の2つが大切です。
空気の出口は換気扇ですよね。
それでは、入口はどこになるのでしょうか?
壁に設けられた給気口もしくは、窓が正解です。
給気口を閉じたまま、もしくは窓を閉めたままで換気扇を回しても、換気扇は空気を思ったほど排出していません。
何故なら新鮮空気が供給されないため、室内が負圧になってしまうから。
寒いから
暑いから
雨が入るから
色々な理由があると思いますが、空気の入り口は確保してください。
ちょうどいい風がある場合は、風上の窓を開けて新鮮空気を採りいれ、風下の窓を開けて汚染空気を排出するのもいいでしょう。
でも臭いの発生元に出口を作り、人が長時間いる場所に入口を設けるのが基本です。
トイレ・浴室・台所の換気扇を回して、寝室やリビングの窓を開けましょう。
これを24時間続けます。
臭いだけではありません。
二酸化炭素・水蒸気・建材や家具・カーテン・衣類に含まれる化学物質等々。
有害なレベルになる前に新鮮空気と入れ替える必要があります。
覚えているでしょうか。シックハウスという言葉が流行りましたよね?
こうして法律改正が行われ、24時間換気が義務付けられました。
電気代がもったいない。
運転音がうるさい。
スースーして寒い。
等の不満を感じている場合は、換気システムの選択を誤った事になります。
稼働しても、効果がないんだよね。
なんて事もありますよね?
施工不良かもしれません。
その場合は風量測定をお勧めします。
フィルターの清掃は定期的に行っていますか?
換気フードの網にゴミは詰まっていませんか?
健康・快適な生活に換気システムは絶対必要です。
でも、正しい使い方やメンテナンスの方法がわからなければ『宝の持ち腐れ』。
取扱い説明書をもう一度、よくお読みください。
工務店に聞いてみるのも良いと思います。
posted by Asset Red
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