ダブルヘッダーでした。

今日の練馬・板橋は曇時々雨。

気温もそれほど高くありません。

空がどんよりとしていて、心まで沈んでしまいます。

『FPの家 T邸』

ダブルヘッダーでした。

えっ!何がダブルヘッダーかって?

検査です。

午前中瑕疵保険の躯体検査を受け、午後は確認検査会社の中間検査を受けたんです。

現場の進み具合は、こんな感じでした。

サッシの取付が完了し、全ての耐力壁及び構造金物の施工も完了しています。

躯体検査の様子

中間検査の様子

どちらも構造材の配置や仕様・寸法、金物の使用・寸法、耐力壁の仕様・取付状況等を図面の通りに出来ているか確認してくれます。

双方で連携してくれるといいのになぁー。といつも思うんですよね。

瑕疵保険はJIO、確認検査はUDIを利用しています。

瑕疵保険の検査については過去に何回か書かせて頂いたので、今回は中間検査について書きたいと思います。

FPの家 T邸は木造軸組み住宅3階建てです。

地階を除く階数が3以上の建築物に該当しますから、中間検査を受けなければなりません。

木造の場合は、屋根工事の完了時に検査を受けるように指導されています。

これは、道路斜線・北側斜線等の斜線制限に抵触していない事を確認する為だと思われます。

もちろん屋根工事は完了しています。

柱間に硬質ウレタンパネルを充填する『FPの家』は、建物外周部の耐力壁を筋違にする場合予めパネル内に筋違が組み込まれてきます。

これを柱間に叩き入れ、枠をビスで留め付け、筋違端部に筋違金物を取付けなければなりません。

面材耐力壁を張る為にも、パネルの中の間柱が必要ですしね。

柱脚・柱頭部に取付ける金物も、パネルの中に隠れてしまいます。

厚さ100mmの床パネルを敷き込めば、建物外周部以外の筋違金物や柱脚金物も見ることはできません。

検査前に金物にウレタンを吹付けたり、気密テープを貼ることはしないようにしていますが、それでも一般的な建物に比べると見てもらえない部分があります。

自主検査が重要という事です。

新しい検査機関を利用する場合は、事前の相談が重要です。

「パネルのせいで金物を見る事が出来ない。」なんて後から云われても困りますからね。

ひとつひとつの金物を看板と一緒に写真に収めて用意した事もありました。

「現物を見なければ意味が無い。」なんて言われたりして・・・。

パネル施工の途中で検査を受けた事もありましたね。

そんな経過を辿って、今の形に落ち着いています。

検査当日は検査員の質問に、どんな金物をどう取り付けたかを答えながら検査は進みます。

特に問題はありませんでした。瑕疵保険の躯体検査も含めて無事合格です。

検査に合格すると、建築主あてに『中間検査合格証』が交付されます。

また、検査に合格しないと後続の工事をすることができません。

これで安心して工事が進められます。

阪神・淡路大震災では、施工の不備が原因と考えられる建築物の被害が多く見られ、施工段階での検査の重要性が改めて認識されました。

こうした背景をふまえて、中間検査制度が設けられているそうです。

中間検査を受けることで、工事監理者と指定確認検査機関が二重にチェックをし、より安全で良質な建築物ができます。

瑕疵保険の検査を含めれば、3重チェックになりますしね。

 

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