木質内装材

生憎の雨、梅雨に逆戻りです。

せっかくの完成現場見学会なのに・・・。

こんなデーターを見付けました。

出典:愛知県教育大学 橘田名誉教授による『木のまち・木のいえリレーフォーラム イン松本』のパネルディスカッション発表

木造校舎とRC造校舎の湿度環境を示したものです。

床付近および床から1.0mの高さの両方で、木造校舎の方が相対湿度・相対湿度80%以上の時間割合が低いことがわかります。

躯体の木材が空気中の湿度を吸収し、湿度を下げているんでしょうね。

じめじめした梅雨時期には、とてもうれしい『木の持つ特性』のひとつだと思います。

出典:早わかり木の学校(文部科学省)愛知県教育大学 橘田名誉教授による『木造校舎と鉄筋コンクリート造校舎の比較による学校・校舎内環境の検討・科研費報告書1992』

湿度だけではありません。季節外れの話題ではありますが、採暖時の周壁温度にも違いがはっきりと出ています。

湿度や温度を調節する、木の持つ優れた特性について少しだけご紹介したいと思います。

こちらも先程の橘田名誉教授の資料です。

低温環境下における床材質の違いによる自覚症状の比較

子供の実感

どちらのデーターも、木の持つ特性が子供達に効果的に働いていることを示しています。

当然健康にも影響を与え、学級閉鎖数には顕著な差が出ています。

また構造が木造で無くても、内装を木質化することで同様の効果が得られることも示されています。

木材は人の生理面や心理面に良い影響を与えます。

例えば特別養護老人ホームでの調査によると

木材を多く使用した施設と木材使用の少ない施設における対入居定員比は、それぞれ以下のような結果になっています。

インフルエンザに罹った入居者:16.2% / 21.4%

ダニ等でかゆみを訴えた入居者:4.4% / 5.4%

転倒による骨折などをした入居者:8.0% / 12.1%

不眠を訴える入居者:2.4% / 5.3%

この違いを大きいと捉えるのか、小さいと捉えるのか・・・。

本日、完成現場見学会が行われる『FPの家 T邸』は

紙クロス

無垢の床板

無垢の階段

無垢の建具

を使っています。

躯体に使った木材は、国産檜や国産杉。

接着剤や合成塗料も極力使用しないようにしています。

木の香り(フィトンチット)がリラックス効果を発揮してくれると思います。

朝10時~

会場でお待ちしています。

是非、お越しください。

 

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