住宅の不具合相談で・・・

新築後やリフォーム後など、住宅の不具合相談で最も多いのが床に関すること。

その中には、床鳴り・異常音・遮音不良などの音に関することが15%以上も含まれています。

例えば

「子供が2階で飛び跳ねている音が酷く気になる。」・・・埼玉・40代・男性

「1階の寝室で2階の足音が聞こえて、就寝時にうるさい。」・・・東京・50代・男性

上の階の音(階上音)は下の部屋では想像以上に不快な音(騒音)に感じます。

木造はRC造に比べて音が伝わりやすく、居心地の良い空間を実現するためには騒音対策が必要です。

住宅で問題となる騒音は主に3つあります。

①空気伝播音・・・空気中を伝わり、壁・床・天井を透過して達する音。話声・音楽・テレビの音など。

②個体伝播音・・・子供が飛び跳ねたり、走りまわったりすることにより下階で聞こえる音。重量衝撃音。

③個体伝播音・・・食器やおもちゃなど比較的硬くて軽い物が床に落下した時や、椅子・机などを引きずった時に下階に聞こえる音。軽量衝撃音。

隣室や外部からの騒音対策に比べ、上階からの騒音対策は見落とされがち。

でも、快適生活には不可欠だと思います。

①空気伝播音は、重い材料で音の透過を抑制するのが効果的。

ただし、抜け道をつくってしまうと効果が思ったほど得られません。

壁下地に遮音シートを挟んだ石膏ボードを重ね貼りしたり、防音ドアの採用がこれに当たります。

②重量衝撃音は床自体の重さや剛性をUPさせ、床の振動を抑制するのが効果的です。

梁の間隔を狭くしたり、比重の重い下地材を重ね敷きするのがこれに当たります。

③軽量衝撃音は軟らかい材料で衝撃を吸収することが効果的。

畳・カーペットやコルクフロアーなどを仕上げ材に採用すると良いでしょう。

フローリングであれば、弾力のある緩衝材や接着剤を間に挟むのも効果的です。

吸音材の採用と天井面での対策と併せて行えば、益々快適となります。

階上音に悩むことのない生活。

是非実現しましょう。

 

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