基礎断熱VS床断熱

先日のセミナーからのネタを少々、お伝えします。

鎌田先生率いる新住協にも、少々変化が起きているようです。

床断熱VS基礎断熱

たまに耳にするフレーズだと思います。

最近は基礎断熱の方が優位に立っているのかもしれません。

床下エアコンの流行が原因です。

これを押し勧めていたのが、鎌田先生だった筈。

それなのに、こんな資料が紹介されました。

基礎断熱と床断熱のモデル住宅での熱損失を比較したデーターです。

両者の施工方法・仕様別の熱損失量が一目でわかるデーターとなっています。

例えば、基礎断熱のFの場合の熱損失は18.63。

イラストの土間断熱を厚さ50mmのEPSとし、立上り部分の断熱を厚さ65mmのEPSにした時のデーターです。

これに対して床断熱のCの場合の熱損失は21.85。

イラストのように、付加断熱は行っていません。

土台-大引間に厚さ100mmのHGW16kgを入れ、浴室に厚さ50ミリのSFの基礎断熱を行うと言う標準的な施工方法です。

弊社の施工であれば、概ねDに当たりますから熱損失は15.96になります。

先生曰く「基礎断熱の熱損失は大きい。これを減らすためには土間下全面断熱が必要です。床断熱は比較的容易に、コストを安く熱損失を減らすことが出来ます。」

ただし、水廻りの配管廻りの気密・防湿処理がネックとなります。

イラストのように、水廻りを基礎断熱、その他の部分を床断熱にするのも良いでしょう。

新住協会員による築13年目の住宅の、基礎断熱のシロアリ被害状況を撮影したものとなります。

基礎断熱は、シロアリ対策が重要です。

断熱材外側にステン網の設置をしたり、防蟻断熱材を採用したり、コストアップもするでしょうね。

床断熱のメリットが見直される時代もすぐそこまで来ているようですね。

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