気密テープ再考

いつもお世話になっている気密テープ。

高断熱・高気密住宅をつくろうとする時、絶対に必要なアイテムですよね。

気密テープは、基材×粘着剤×剥離紙の3つで構成されています。

各メーカーで様々な製品が出ていますが、弊社が採用しているのは基材にアルミ箔を使用した剥離紙の無いタイプです。

剥離紙が無いから面倒もなく、手切れ性が良いのが特長です。

基材のアルミ箔は透湿度が小さいので防湿性も高くなります。

でも、追従性がなく接着強度もそれほど強くありません。

写真は現場に置いてあった、いつもの気密テープです。

テープ表面がツルツルしていて、裏面の接着部に剥離紙がついていません。

テープを延ばして貼りたい場所に貼るだけ。余計なゴミも出ません。

こちらは剥離紙のついたアルミテープです。

テープを延ばして剥離紙を剥がし、テープを貼ります。

剥離紙を剥がす手間や剥がした剥離紙を捨てる手間が増えるし、ゴミだって出ます。

兎に角、使う量が多いので少しの違いが大きく影響するんです。

テープを貼る際にはこんな道具を使います。

平らな部分は平たいヘラを使い

入り隅部は大工さんお手製の木刀のようなヘラを使います。

空気が入らないよう、しわがよらないように気を使って丁寧に貼らなければなりません。

現場に貼られた気密テープを取ってみました。

あれ

テープの上に貼られた部分が剥がれている・・・。

考えてみれば当たり前ですよね。

剥離紙のないタイプは、表面に接着面が付着しにくくなっています。

いちいち付着していたら、テープを延ばすことはできません。

駄目じゃん

でも大丈夫です。

気密テープは、原則石膏ボードや合板または木材を上に貼るのが原則です。

上から平らな物で抑えることで、剥がれを防ぐことが出来る訳です。

でも出来ればテープの上にテープを貼る場合は、端部をテープ上で止めるのではなく余分に貼り延ばして十字になるようにしたいですね。

こうしておけば、端部が剥がれることもありません。

剥離紙タイプを使うのも良いと思います。

ウルトジャパン社の紙製テープ『ユラソール』というテープは特に良いと思います。

施工直後の粘着力は中程度の為、貼り直しが可能です。

硬化後は強力な粘着力を長期に渡って発揮します。

気密シートを留め付ける際には、釘穴シール性を高めるタイプの使用をお勧めします。

 

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