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通勤途中、電車の中で一冊の本を読了しました。
曳家が語る
家の傾きを直す
「沈下修正」
ホントの話
という本です。
曳家岡本の2代目
岡本直也氏の著書
主婦と生活社から出版された本となります。
以前弊社にも遊びに来てくれた気さくな社長です。
FBの友達でもあり、いつも貴重な情報を開示してくれるありがたいお方でもあります。
曳家という技術を使った沈下修正のアレコレや、正しい沈下修正をご教示いただける『良い本』だと思います。
沈下修正ってわかりにくいですよね。
色々な方法があり、それぞれに適した条件があります。
そして金額も大きく違う。
弊社では沈下修正の実績はありませんが、ご相談に見える方は稀にいらっしゃいます。
どんな提案をしたら良いのか?
少しだけわかった気がします。
大切なことは『お施主さまが何を望んでいるのか』を正しく感じ取ること。
そして、それを引き出す事。
現象を捉え、それを物理的に直すだけではなく、その奥にある本音を満足させることが出来るかどうかが重要です。
そして、その内容は家づくりにも通じるように感じました。
工事費1200万円と200万円、どう違う?
沈下修正に伴う、見積金額と工事内容の違いについて本書中に掲載されていますから内容は敢えて書きません。
でも、コレって住宅でも同じですよね。
金額だけでは比較できない工事内容をいかに真面目に説明し、ご理解いただくのか?
こちらの思いが空回りして、充分な説明をすることも出来ず不甲斐ない結果になることも多いですよね。
ご理解戴けなくても仕方ない。
とにかく正しいと思うことを主張し、諦めずにご理解いただこう。
そうは言っても、中々難しいですよね。
それでも正しいと思う仕事をし続けることの重要性を感じました。
諦めてしまったら、先はありませんから・・・。
posted by Asset Red
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