夏の涼しさづくりのポイント

夏の暑さ対策の基本は、断熱と日射調整によって室内の『表面温度』を上げないこと。

室温が同じ28℃でも、床・壁・天井や窓の表面温度が高ければ暑く感じます。

そう、低ければ涼しく感じるんです。

上イラストは悪い見本です。

室温が28℃でも、表面温度が高いので暑い!

①屋根面の断熱性能が低く、天井の表面温度が高くなっています。

②直射日光が窓から入り込み、床や壁の表面温度が高くなっています。

③室内の通風が良くない為、熱気を抜くことが出来ません。

窓際のウッドデッキにも配慮が必要です。

樹脂製のデッキは木製デッキに比べて温度が高くなります。

そして、こちらが良い見本!

①高い断熱性能で表面温度が上がりません。また小屋裏換気量を増やすことでの廃熱を増やすのも効果的。

②窓からの日射を遮蔽し、窓や壁の表面温度も上昇しません。

③通風に配慮し、籠った熱を上手に逃がすことが可能です。時間帯や外気の温湿度に注意して有効に活用しましょう。

ウッドデッキに日射が当たることを防ぐことで出来れば、更なる涼しさを得ることが出来ます。

また、廻りに緑を設けることも有効です。

断熱性能・日射遮蔽性能で、冷房費用は大きく変わります。

夜間や早朝の冷気を活かすことが出来れば、より費用を節約することも可能です。

posted by Asset Red

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